今朝、朝食を食べながら新聞を読んでいたら今野雄二さんの訃報が・・・。

思春期に影響を受けた数々の評論、11PMでのダンディーで柔らかな佇まいが走馬灯のように頭に浮かんで来てとにかくショックです。


加藤和彦さんの事も影響したのかななんて思うとやるせない気持ちで一杯ですが、心からご冥福をお祈りしたいと思います。


話は変わって、明日の23:00~はBS-TBSの「Song To Soul」 で「いとしのレイラ」特集です。


これは絶対見逃せませんね。


さて今日は予定を変更して真夏の夜のライヴ・アルバム特集はお休み、暑い夏の夜にカリブ海の涼風を運んでくれるファニア・オールスターズが1977年にリリースしたアルバム「Rhythm Machine紹介します。

Blues Power


Produced By Jay Chattaway

Executive Producer:Bob James


Papo Lucca(piano)
Nicky Marrero(timbales)
Johnny Pacheco(flute, percussion, vocals)
Roberto Roena(bongos, percussion)
Mongo Santamaria(congas)
Bobby Valentin(bass)


<Also>
Ruben Blades(lead vocal on"Juan Pachanga")
Louis "Perico" Ortiz(trumpet solo on"En Orbita")
Louie Ramirez(vive solo on"Juan Pachanga")


<Vocals>
Adalberto Santiago,Ruben Blades, Hector Casanova, Ada Chabrier, Nancy O'Neill, Luis Angel Silvia "Melon"


<Special Guest Sololists>
Bob James(Keyboard solo on"Awake")
Eric Gale(Guitar solo on"Ella Fue")


<Additional Players>
Hector "Bomberito" Zarzuela,Ray Maldonado(trumpet)
Barry Rogers,Reinaldo Jorge(trombone)
Ken Ascher, Pat Rebillo(keyboards)
John Tropea, Lance Quinn(guitars)
Allen Schwartzberg, Rick Marotta(drums)
Joe Farrell, Eddie Daniels(flutes)
John Faddis, Randy Brecker, Alan Rubin Trumpets ...and others!


先週mixiのエリック・ゲイルのコミュで奥様のMasako Gale(Areas)さんがファニア・オールスターズのElla FueのYoutube映像を紹介しているのを見て失われかけていた記憶に一気にスイッチが入ってしまいました。


1977年、僕が大学3回生の頃のニュー・ミュージック・マガジンでは中村とうようさんを中心にアフリカをルーツにした様々な音楽を紹介していました。


当時、アメリカのロックとクロス・オーバーを聴いていた僕もその影響でウィリー・コロン、ティト・プエンティ、ファニア・オールスターズなどのNYサルサを多少ですが聴きかじりました。


そんな1枚がMasako Gale(Areas)さんが紹介されていたElla Fueの収録されたファニア・オールスターズのアルバム「Rhythm Machine」です。


当時はけっこう気に入っていたのですが何時の間にかその存在を忘れていて今回ほぼ30年振りにYoutubeの映像でその音を聴いて速攻でamazonにCDをオーダー、一昨日にCDが届いて以来懐かしいやら心地良いやらですっかりヘヴィー・ローテーション状態です。


そんな訳でサルサについての知識がほとんど無いまま聴いたこのアルバムは、ボブ・ジェームズやエリック・ゲイルが参加している事もあってロックやクロス・オーヴァーを聴いていた当時の僕の耳にはとても聴きやすく心地良いサウンドでした。


M-1のElla Fue (She Was the One)がまさに今回このアルバムを30数年ぶりに聴くきっかけになった曲。


エリック・ゲイルの書いた曲で彼のギターが全面にフィーチャーされたトロピカルなラテン・ロックです。


Ella Fue (She Was The One) - Fania All-Stars



M-3のAwakeはボブ・ジェイムズのキーボードが心地良いメロウ&スィートなミディアム・チューン。


ギターはジョン・トロペイでしょうか?


もう1曲、もしお時間があればM-4のPeanut Vendor


トロピカルでファンキーなサウンドとフルートのソロが爽やかですね。

Rhythm Machine/Fania All Stars

1. Ella Fue (She Was the One)
2. En Orbita
3. Awake
4. Peanut Vendor
5. Jubileo
6. Verao Vermelho
7. Steady (Fijo)
8. Juan Pachanga

爽やかな涼風が吹きぬけるAwake、Peanut Vendorの試聴はこちらヘッドフォン
(もしよろしければゆっくり涼んでいって下さい^^;)