- 例年通り誕生日の夕食は巻き寿司、今年は西南西の方向を向いて食べました。
関東で生まれ育った僕が節分に巻き寿司を食べる習慣を知ったのは関西生まれの妻と結婚して迎えた最初の
誕生日(1981年)の事で当時はちょっとしたカルチャーショックを受けた事を覚えています。
Wikipediaで調べてみたら恵方巻きの風習が全国的に知られるようになったのは1998年にセブン・イレブンが
全国展開を始めたのがきっかけらしいのでまだ10年ちょっとの話しなんですね。
さて、今日は僕がとても大切にしているアルバムから大好きな1曲を紹介します。
1974年、僕が高校3年の時にジャクソン・ブラウンがリリースした3rdアルバムが「Late For The Sky」。
1. Late for the Sky
2. Fountain of Sorrow
3. Farther On
4. Late Show
5. Road and the Sky
6. For a Dancer
7. Walking Slow
8. Before the Deluge
これまで何回聴いたであろうこのアルバムについてはかなり前に一度記事 にしています。
ジャケットのヴィジュアルがとても好きで発売当時このLPをずっと部屋に飾ってました。
そんな事もあってこのジャケットとアルバムの全ての曲はちょっと多感だった10代後半の僕の心象風景とシンクロします。
ジャクソン・ブラウンの繊細なヴォーカルとピアノ、それに呼応するデヴィッド・リンドレーの絶妙なギターとフィドルをメインに構成された8曲は組曲のように統一された印象を感じさせます。
LPに針を落として最初に流れて来るのがA面1曲目のLate For The Sky。
ジャクソン・ブラウンのヴォーカルとデヴィッド・リンドレーのギターのヴィブラートはまるでガラスのようにナイーヴで心の奥底に深く沁みます。
この曲、恋愛の破局を描いた内容なのですが重苦しさや暗さというよりはポジティブに悲しみに向き合う力強さを
感じるのは僕だけでしょうか・・・。
Late for the Sky/Jackson Browne
Late For The Skyの試聴はこちら