僕が大学に入った頃にすっかりはまってしまったのがルーファス、アベレージ・ホワイト・バンド、コールド・ブラッドなどのソウル・ファンク系のアーティストだった。

その中でも好きだったバンドがタワー・オブ・パワーだ。


初めて聴いたアルバムが彼らの3rdアルバム「Tower Of Power」だった。


1973年の作品だけど実際に聴いたのは1975年、大学1年の時。


1曲目のWhat Is Hip?でいきなりガツンとやられた。


16ビートのファンキーなリズムを刻むギター、ベース、ドラム、キーボードのスリリングなコンビネーション、5人編成の切れ味抜群のホーンセクション、レニー・ウイリアムスのソウルフルなヴォーカルはとにかく圧巻。


今でも、彼らの曲の中で大好きなナンバーなのだ。


ダンサブルな16ビートのファンク・ナンバーとあわせてClever Girl、Will I Find A Loveなどのスィートなバラード・ナンバーも彼らの魅力。


こんなバンドがやりたいと当時思ったけどここまでのブラスセクションを集めるのは無理だと思っていた.


ところが2回生の時に万博広場での8.8ROCK DAY(YAMAHA主催のバンドコンテスト)に出場した際にマジック・スタッフというバンドがまんまWhat Is Hipをコピーしていてぶっ飛んだ事を覚えている。


個人的にはこのアルバムとこのブログのヘッダーにジャケット写真を使っている「Back To Oakland」の2枚が彼らの最高傑作だと思っているが、90年代以降の作品も相変わらずファンキーでかっちょいい。


今もバリバリ現役で活動しているのも嬉しい。


うひょ~、たまらんです。
Tower of Power - What Is Hip - 1973



Tower of Power
Tower of Power