今年も残りわずか、皆さん忙しい年末をお過ごしかと思います。

そんな中、今日の僕は数日前から不調だったPCのリカバリー作業でほぼ終日を費やしてしまいました。

妻の冷たい視線の中、針の筵のような状態で黙々と作業をしていたというまさに不毛な1日でした。


さて、気を取り直して今日は昨日のJohn David Southerつながりでリンダ・ロンシュタットのこのアルバムを。


1974年リリースの5thアルバム「Heart Like A Wheel」です。


前作でアサイラムに移籍しているはずなのですが、確か契約の関係でこのアルバムは古巣のキャピトルから

発売されました。


以前Don't Cry Nowのエントリー でも書きましたが、恥ずかしながらリンダは僕の高校~大学時代のアイドルでした。


中でも好きだったのがこのアルバム~Prisoner In Disguise~Hasten Down The Windの3枚。


ピーター・アッシャーのプロデュースによる今作ではピアノ、ギター、ドラムとマルチな才能を発揮しているアンドリュー・ゴールドが大きな役割を果たしているように思います。


サウンド面でもカントリー色が薄れ全体に当時のウエスト・コースト・サウンドの色合いが強く感じられ、洗練

された印象が強い。


John David SoutherのナンバーFaithless Loveでの彼と競演もとても良いですね。


フライング・バリット・ブラザーズのThe Dark End Of The Street(レコーディングの時期に亡くなったグラム・

パーソンズに捧げられている)やジェームス・テイラー、ポール・アンカ、グレン・キャンベルの曲など選曲の

良さも相変わらず。


中でもリトル・フィートのWillin’のカバーも聴き所の一つです。


Linda Ronstadt - Willin' 1976