隣の真面目そうな女子が、
「アタシ明日から砲丸投げけてみるわ。きっと世界一砲丸を遠くに投げてみせるわ。」
っていきなり言うシーンが見たい。
ふと、そう思った。
人生自由だ。
何でもアリだ。
俺の周りにいきなり明日から砲丸投げで世界一を目指そうとする勇猛な女子はいない。
まあ、なかなか出会わないか。
聞いた話によると、リスクを冒して浮き沈み激しい人生を送ろうが、保守に走り安定的な人生を送ろうが、最終的には死ぬらしい。
その話はこれまでの歴史で何億万人の人間が実証済みで、例に漏れず、どうやら将来的には俺もその一人になることがほぼ確定済み。
山に登れば空気は薄い、海に潜れば息は出来ぬ。
この地上では全てが快適だ。
ではなぜ、
人は登る?
なぜ潜る?
変態行為とも言えるそれは、人生そのもののような気がする。
何でもアリなんだよな。
しかし、当たり前ながら見知らぬ隣の女子は何も言わず、ポテトを食べむしる。
そんな昼下がりのマクドナルド。
なんじゃ、このブログ。