映画、“ふたたび”を観て… | 珈琲工房バンガード

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( ^∀^)

いらっしゃいませ…
まだまだ、寒い日が続いてますが、如何お過ごしでしょうか?。

“ふたたび”という映画(DVD)を観ました。 すごく感動しました。
配役は…、財津一郎さん、藤村俊二さん、犬塚 弘さんなど、名優揃い…。

ハンセン氏病で、50年以上、国の非科学的な差別政策により、離島の療養所に強制的に隔離され、凄まじい偏見にさらされ生き抜いた財津一郎さん演じる主人公が、らい予防法廃止に伴い自宅に帰還したのを機に…、青春時代の親友たちと、“再び”jazzバンドを結成し、孫や家族の支援をうけ、リサイタルを開く…というストーリーなんだけど、家族の絆…、非科学的偏見に基づく“差別”の非人間的な残酷さ…などが丹念に描き出されていて、涙が溢れ出て止まらなかった。
ボクなどは、日がなくる日もくる日も、暢気にノホホーンと怠惰な暮らしを送っているのだけれど、知らないところで差別に苦しんだり、冤罪による死刑執行の恐怖に毎日苦しみ生きておられる方々が少なからず、おみえになるという現実を知らされたとき、茫然と立ち竦むしかない、己れの不甲斐なさを痛感する。 そこでは、憐れみとかそんな口先の偽善的行動や言質なぞ、厳しく拒否されるだろう。
しかし、不条理な現実から目をそむけてはならないことも確かだと思う。 個人主義を大切にするフランスなど欧州諸国では、幼少期から、民主主義や人権、法律などについて徹底的に教育され、人間の尊厳、様々な価値観を認める“共生”の思想を育んでいるんですね。
日本は、どうか…、やはりこの“ふたたび”に描かれた現実をみると、まだまだ人権後進国と言わざるを得ない。

皆さんは、どう思われますか?…。

きょうもご来店頂きましてありがとうございました。(*^▽^)/★*☆♪ またのお越しをお待ちしています。

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正義感を描いた映画 …“セント・オブ・ウーマン 夢の香り”の アル・パチーノ です…、この映画も素晴らしかったですよ…。(笑)