美輪明宏さんの思い… | 珈琲工房バンガード

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( ^∀^)

いらっしゃいませ…。(* ^ー゜)ノ

きょうは、感動した、素晴らしい、【美輪明宏さんの金言】をご紹介します。(^^)

俳優・歌手の美輪明宏さんは、“日本国憲法”の大切さについて、『憲法を変えて戦争へ行こう…という世の中にしないための18人の発言』という“岩波ブックレット”のなかで記されてたんよ…、少し抜粋してみるね。

☆『私は原爆にあっている人間ですし、戦前、戦後の両方を知っています。ですから、新しい憲法ができて、とにかくよかったのは、「戦争を放棄します」ということでした。これを聞いて、私は少年でしたが、ほんとうに跳びあがるほど嬉しく思いました。もう逃げ惑う必要がないんだと。』
☆『憲法はGHQ(連合国軍総司令部)などが中心になり作られたものです。アメリカの女性も一人参加していました。日本は遅れていましたから、憲法もアメリカの言いなりになってしまったわけです。でも、外国人も人間です。アメリカ人も人間。日本人も人間。中国人もユダヤ人も朝鮮人も、全部人間です。だったら、何国人が作ったものであろうと、人間が作った法律で、すばらしければ、それでよいではありませんか。人間として、地球人としてよいものであれば、よいのです。日本人のどこかのバカな人がよってたかって作るより、はるかによいものです。しかもアメリカが作ったというのはありがたいことです。アメリカは自分たちが作った憲法だから、日本に戦争をけしかけてくるわけにはいかない。彼らは手も足も出せない、自縄自縛です。それを知ってるから、今、アメリカは憲法9条を解きたくてしよがない。憲法9条を変えようとしている政治家たちは、それに気がついていないのです。』

☆『9条を改悪する必要なんてありません。 ヨーロッパでは政治家や評論家というものは、つねに冷静沈着。がたがた見苦しい姿は見せない。いかなる場合もドーンと落ち着いていて知性的。勇気と胆力、やさしさと思いやりがある。ところが日本はまるで逆です。今の政治家は戦時中の軍人と同じです。そうゆう連中が、憲法改正、改正と言ってまた日本を戦争に引きずり込もうとしている。彼らこそ非国民です。鎖国の時代でもないのに、こんなに日本が戦争に引きずりこまれることなくこられたのは、日本始まって以来、世界始まって以来のことなのです。それは憲法に守られてきたからです。 』

☆『正義の戦争なんてありゃせんのですよ。最近、「次は徴兵制度でしょ」と、私は言うんです。いいじゃありませんか、自分の夫が、ボーイフレンドが、わが子が、孫が、家に帰ったら赤紙一枚で出征させられて、それは死を約束されているわけですからね。また戦争中と同じように、日本中が老人と女子どもだけになればいいんです。自分の恋人を殺して、孫を殺して、さぞかし満足でしょうよ。みんな、全部他人のことだと思っているから平気でいられるのです。与党や野党の一部を支持している人たちはみんな、男たちのいない世界を作りたいのね。私がどれだけ悲劇を見てきたか…。汽車のデッキに立って出征しようとしている兵隊さんを、「死ぬなよー、帰ってこいよー」としがみついて見送る母親が、憲兵に引きずり倒され、ぶん殴られて、鉄の柱に頭をぶつけて血を流している。それを死地に赴くために出征しながら見ている子どもの気持ち、どんなだったろうかと思います。戦争中は、そんなことばかりでした。またそれが始まろうとしているのです。それが戦争です。
みんな戦争の正体を知らなさすぎます。』
以上、長々、抜粋したんだけど、50年経とうが100年経とうが、“日本国憲法”は変えていけないなぁ…との気持ちをあらためて強くしたボクなんよ。(笑)…美輪さんの他にも、吉永小百合さん、井筒和幸さん、カン尚中さん、故井上ひさしさん、ピーコさん、渡辺えり子さん等が、素晴らしい“言葉”を寄せられてみえたんよ…。
ボクは自由を大切にしたい“ワガママ”な人間だから、自由を奪う戦争が大嫌いなんよね。だから、戦争をしないためには、日本国憲法は大切にしなければって、思うんだけど…。
皆さんは、いかが思われますかねぇ。(*^▽^)/★*☆♪

きょうもご来店ありがとうございました。またのお越しをお待ちしていますね…。(^^)

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