モニター交換に続き、Sempron SI-42からTurion ZM-80に変更する。 DualCoreのCPUだ。デュアルコアだからコアが二つもあるのだ!!

ぼくは、今まで、このDual Core に憧れ続けていた。この6535sを改造した当時の所有PCは、

vaio QR1E/BP(この当時Pentium3 800MHz)、直前に転売したがHP MININOTE 2133(VIA C7 1.2GHz)、HP 2140(atom N270 1.6GHz)

だったので、デュアルコアというものは全く未体験、atom N270のタスクマネージャーを見ては「デュアルコアのようだ」とニヤニヤするのが楽しみだった。


さて、前回、スイッチパネルとキーボードを外してディスプレイを外したが、CPU交換は全バラになる。
ディスプレイをはずしてあるのを前提として…
手順としては、まず、裏返して、見えている全てのネジを取り去る。
基本的にPC
ゴムで隠してある隠しネジも外す。
ドライブは固定ネジを外してその横に見えるドライブのポッチを押し出してやると抜ける。ドライブを抜いたところにプラスネジが出るのでこれも外す。メモリの蓋も開けてメモリを外し、HDDも外す。HDDの下にもT8ネジがあるので外す。隣の無線LANカードの蓋も開ける、そこにもT8ネジがあるので外す。

表に返してスイッチパネル下の左右二つのスピーカーを外す、コネクタを外し、プラスネジ2つづつで固定されているので外す。さて、キーボードを外した下、マザーボードにファンが見える
$基本的にPC
ということは、この下にCPUとそれを冷却するヒートパイプがあるはず… まずはこのタッチパッドのあるパネルを外さなくてはならない…  パネルを止めてあるネジも外し… ネジを外したはずが、なかなか外れない。底面をよくみると、ゴムでふさいである隠しネジが…

危なく力づくで外して壊すところだった。隠しネジのほかにも、ここには外からは見えないようになっているプラスチックの噛み合わせがあるので注意して外す。バキバキと手で外していくしかない。
しかし、タッチパッドはマザーボードとは平型の配線でつながっているのでチギッてしなわないよう注意しながら外す。
この配線はタッチパッド側に止めてあるテープを外し、茶色の爪を精密ドライバか何かで起こしてやると抜ける。

マザーボードがむき出しになったが、CPUはたぶんこの裏なので、マザーボードも外さなくてはならない…  全バラ…
右側のUSBとファンのコネクタを外し、LANの差し込み口もケースの底から外しておく。
マザーボードはプラスネジ4本とT8ネジ一本で止まっているので外す。
マザーボードを外すとファンはケースに残る形となるのでファンは引っ張らないように。
マザーボードを止めてあるネジは全部外したが、厄介なことに、外部モニタ出力端子やマイク、ヘッドホン端子が底面の船の部分に食い込んで入っているので底面パネルを力で広げながら外部モニタ出力端子を食い込んだ穴から持ち上げ、ファン横のヒートシンク側を持ち上げつつ、マイク端子を抜く方向に引きマザーボードを外す。
基本的にPC

だいぶ力づくで外したから壊してないかしらん… 6本のプラスネジで止まっている銅色のヒートシンクを外すと
基本的にPC
CPUが登場。付いていたSempronを外す。キレイ~!!
基本的にPC
同じ場所にTurionを付けて、伝熱グリスを塗り、ヒートシンク側も古い伝熱グリスをふき取ってから新しいグリスを塗る。

交換したら、バラした逆に組んでいく。

…いたるところで力づくで外したので、果たしてちゃんと起動するのかが心配である…

スイッチを入れるとBIOSが立ち上がった。新しいCPUを認識している。
そしてWindowsも立ち上がる。
システムを確認するとちゃんとTurionに!

エクスペリエンスを確認してみると
旧CPUだと CPUのスコアが4.2だったが、新CPUは古い、以前の記事からの流用で見にくいのですが、4.9。
基本的にPC
起動は一分ジャストになり、コントロールパネルを開くのにも待たされていたのが、ほとんどの作業で待たされる事がなくなった。
最後の作業はこれ。
基本的にPC

基本的にPC

自己満足
なんだかんだで、最初2万円だったPCが三万六千円程にはなってしまったが、最強、最新マシンになったのだ!!
だって、最新のパソコンはコアが2つあるんですよね!!!(笑)
…まあ、いままで2001年製のパソコンと、ネットブックしか知らなかったぼくには最強パソコンなのだ。 こんなにスムーズに動くパソコンは(笑)

…メインの作業はテキスト入力なんですが…

さて…こちらは
基本的にPC
…アスロンQL-62…
なぜか…
実は同じクロックならTurionとどう違うか試してみたくて、その後交換してみた…
結果、vistaのエクスペリエンスインデックスは同じ値。しかし、二次キャッシュの違いか、Turionのほうがわずかながらワンテンポ反応が早い感じがする。 Athlonのほうは、フアンの回転が少ない感じがする。しかし、テキスト入力などの軽い作業なら、どちらもSempronよりファンが回らなくなった気がする。

結局、CPUはTurionに。都合三回、バラして組んだ。
慣れるとCPU交換は一時間ちょっとでできる。

交換後はショートや感電に気を付けて仮組みで電源を入れたほうが良いようだ。  最初に組んだときに、タッチパッドの配線がちゃんとつながってないまま組んでしまってまたバラすのの面倒だったこと…

今はこいつも満足のPCになりました。
基本的にPC

しかし、実は…

これでも結局、ビデオキャプチャすると、やはり時々、カクついたのです…

キャプチャユニットの動作環境は

CPU Pentium4 2.4Ghzまたは同等以上
メモリ512MB以上

Pentium4 2.4GHzって、atom N270とほぼ同等のベンチマークなんですが…