2010年11月、これまで、ネットブックのHP MINI NOTE 2133から2140に買い替えて使っていたのだが、
「古いビデオをDVDにしてかさばらず残したい」
と思い、USB接続のビデオキャプチャユニットを買った。
それを2140で使ってみたのだが、キャプチャユニットに書いてある「動作の条件」は満たしているようなのだが、
ビデオはカクカク状態である。
買ったところで聞いてみると「動作する」のと「快適に動作する」のとは違うらしい。
それにしても、動きがカクカクして。たまに画像の動きがとまり、音だけ進むようではどうしようもない。
どうやら、CPUがatom N270では、CPUのパワーが足りないようだ。
そこで、もうちょっとCPUの良さそうで、なおかつ安価なPCをヤフオクで探してみる。
HP6535s.
14インチで、これまでのPCの中で一番画面が大きく、テキスト入力作業もはかどりそうだ。
CPUは始めての「AMD」でSempron 2.1GHz。
今まで最高のCPUがatom N270の1.6GHzだから、このAMDの2.1GHzというのは、今までで最高クロックだ。ものすごく快適に違いない!!
19800円で即決落札した。
ところが…
VISTAをリカバリして、普段使うソフトをインストールして、「なんだかモッサリして遅いなあ」とか思いながら一週間程使っていたら…
画面の下にチラチラとした線が発生し始めた。
ネットで検索してみると、この機種はものすごい確率でこのテの液晶不良が発生するらしい
…届いた時には何ともなかったので、クレームのつけようもない、
この症状、しばらくパソコンを休ませておくと治まるが、またすぐ、ぶりかえし、やがて画面全体がチラついて使い物にならなくなるとか…
元の持ち主もこの症状が発生して、しばらく休ませてオークションにだしたのかも…
「○物買いの○失い」に… しかし、大きさ、形ともに大変良い感じなのよね… もともとが4万円代で投げ売りされていたPCなのだが、HPのサポートに電話すると
「あなた以外にそんな液晶不良は聞かない、だいたい修理代は5~6万円だ」とのこと。液晶修理業者さんに見積もりをお願いしたら液晶交換で修理代金2万5千円…
もともとが4万円ほどで投げ売りされていたこのPCにそんなお金はかけられない…
しかし、パネルのみ購入するなら12000円
やってみるか…
壊してしまったら元も子もないが…
まずは当然、ACアダプタを外し、バッテリを外し、電源スイッチの付いているスイッチパネルとキーボードの取り外しから。
PCを裏返し、ネジを外す。バッテリを外したところに見える、二つの頭の大きめのプラスネジ。それとディスプレイのヒンジ外側のT8ネジが二つ。キーボードのアイコンがあるT8ネジを二つ。ついでに無線LANの蓋(HDDの蓋の隣)を開け、無線LANがないならつながっていないアンテナ端子がテープ止めしてあるので外しておく。
まずはスイッチパネルを外す。ディスプレイを90°程開いた状態が作業しやすい。 外したバッテリのほうに回りこんでいるスイッチパネルの爪を四か所手で外し、先ほどT8ネジを外したそばのヒンジ脇の丸く膨らんでいる部分も内側がツメで留っているのでここはマイナスドライバーをチョイと差し込んでこじると外れる。
表側は継ぎ目の部分が差し込むようにしてあるので、ディスプレイ側に抜くようにこじって外す。キーボード側にも見えないが内側に爪があるので、上にスイッチパネルを剥がすように外す。ただし、裏側で電源スイッチがマザーボードと平型配線でつながっているのであまり乱暴に外さないこと。
スイッチパネルが本体から外れたら、キーボードを外す。キーボードはタッチパッド側に爪が入れ込んであるので、ディスプレイ側にずらすように。ただし、ドライブのあたりが両面テープで貼ってあるのでそこを少しもちあげつつ。キーボードも裏面がフィルム状の配線でつながっているので、ちぎってしまわないように。 この配線はマザーボード側のコネクタのグレーの爪を軽くパチリと起こすと抜ける。
このままでもディスプレイは外せるが、スイッチパネルとスイッチが付いているプラスネジとテープを外し、スイッチパネルは外しておいたほうが、作業は抜群にやりやすい。
ディスプレイからは右と左両方から配線が出ている。右は配線の止めてあるところを順に外していき、先は先ほどの無線LAN部分に出ているアンテナ端子になっているので、裏側から押し出してやる。
左側がディスプレイ用コネクタ。テープを剥がしたら、小さいマイナスドライバでコネクタを外してやる。傷めないよう丁寧に。 配線を外す。二か所T8ネジでとまっている。
これが外れたらディスプレイが本体から外れる。ディスプレイを本体にとめてあるのは
左右二か所づつ。ここを外せばディスプレイが独立する。
ディスプレイには8か所、ゴムが付いているが、これを剥がすと隠しネジがある。かなり頑固に付いているので乱暴に外すとちぎれてしまう。ちなみに、2個破損した…
このT8ネジを8か所外してもディスプレイは分解できない。隠し爪でシッカリ留っているから。
そこで
ディスプレイの本体側からマイナスドライバを差し込み、こじってツメを外す。
ただし
ディスプレイ下部にはインバーターがあるので、乱暴にしない。
ディスプレイを分割できた。
液晶パネルはディスプレイ下部ヒンジ付近左右2か所のネジだけで固定されている。
液晶パネルと配線は
この2か所のコネクタで付いているだけ、フィルム状のほうは左右の爪を押すと外れる仕組み。も一つのほうは引き抜くだけ。
新しい液晶パネルに交換したら、後は逆に組んでいくだけ。
注意点は配線を引きちぎらないよう気をつけること。隠し爪はちょっと力が要るのでビビッテしまう。
ちなみにこの作業、液晶の型番を確かめるためと交換のためで2回やったが、隠しツメと隠しネジがわかるだけでかなり作業効率がちがう。分解・組み立てに最初はビクビクだったので2時間、2回目は40分。
さあ! これで、心おきなくビデオをDVD化できる!!
と、キャプチャをしてみると…
カクカク…!!! むしろatom N270よりカクカク!!!
なぜだろう??
シングルコアなのが問題なのだろうか??
となると、CPUを交換しないと、ビデオキャプチャユニットは使えないのか???
※ この液晶交換は、初めてノートPCをここまで分解したときのもので、「パソコンの修理と改造の覚書です」というブログの「ユラリン」様の親切なメールのおかげで着手できたものです。
「古いビデオをDVDにしてかさばらず残したい」
と思い、USB接続のビデオキャプチャユニットを買った。
それを2140で使ってみたのだが、キャプチャユニットに書いてある「動作の条件」は満たしているようなのだが、
ビデオはカクカク状態である。
買ったところで聞いてみると「動作する」のと「快適に動作する」のとは違うらしい。
それにしても、動きがカクカクして。たまに画像の動きがとまり、音だけ進むようではどうしようもない。
どうやら、CPUがatom N270では、CPUのパワーが足りないようだ。
そこで、もうちょっとCPUの良さそうで、なおかつ安価なPCをヤフオクで探してみる。
HP6535s.
14インチで、これまでのPCの中で一番画面が大きく、テキスト入力作業もはかどりそうだ。
CPUは始めての「AMD」でSempron 2.1GHz。
今まで最高のCPUがatom N270の1.6GHzだから、このAMDの2.1GHzというのは、今までで最高クロックだ。ものすごく快適に違いない!!
19800円で即決落札した。
ところが…
VISTAをリカバリして、普段使うソフトをインストールして、「なんだかモッサリして遅いなあ」とか思いながら一週間程使っていたら…
画面の下にチラチラとした線が発生し始めた。
ネットで検索してみると、この機種はものすごい確率でこのテの液晶不良が発生するらしい
…届いた時には何ともなかったので、クレームのつけようもない、
この症状、しばらくパソコンを休ませておくと治まるが、またすぐ、ぶりかえし、やがて画面全体がチラついて使い物にならなくなるとか…
元の持ち主もこの症状が発生して、しばらく休ませてオークションにだしたのかも…
「○物買いの○失い」に… しかし、大きさ、形ともに大変良い感じなのよね… もともとが4万円代で投げ売りされていたPCなのだが、HPのサポートに電話すると
「あなた以外にそんな液晶不良は聞かない、だいたい修理代は5~6万円だ」とのこと。液晶修理業者さんに見積もりをお願いしたら液晶交換で修理代金2万5千円…
もともとが4万円ほどで投げ売りされていたこのPCにそんなお金はかけられない…
しかし、パネルのみ購入するなら12000円
やってみるか…
壊してしまったら元も子もないが…
まずは当然、ACアダプタを外し、バッテリを外し、電源スイッチの付いているスイッチパネルとキーボードの取り外しから。
PCを裏返し、ネジを外す。バッテリを外したところに見える、二つの頭の大きめのプラスネジ。それとディスプレイのヒンジ外側のT8ネジが二つ。キーボードのアイコンがあるT8ネジを二つ。ついでに無線LANの蓋(HDDの蓋の隣)を開け、無線LANがないならつながっていないアンテナ端子がテープ止めしてあるので外しておく。
まずはスイッチパネルを外す。ディスプレイを90°程開いた状態が作業しやすい。 外したバッテリのほうに回りこんでいるスイッチパネルの爪を四か所手で外し、先ほどT8ネジを外したそばのヒンジ脇の丸く膨らんでいる部分も内側がツメで留っているのでここはマイナスドライバーをチョイと差し込んでこじると外れる。
表側は継ぎ目の部分が差し込むようにしてあるので、ディスプレイ側に抜くようにこじって外す。キーボード側にも見えないが内側に爪があるので、上にスイッチパネルを剥がすように外す。ただし、裏側で電源スイッチがマザーボードと平型配線でつながっているのであまり乱暴に外さないこと。
スイッチパネルが本体から外れたら、キーボードを外す。キーボードはタッチパッド側に爪が入れ込んであるので、ディスプレイ側にずらすように。ただし、ドライブのあたりが両面テープで貼ってあるのでそこを少しもちあげつつ。キーボードも裏面がフィルム状の配線でつながっているので、ちぎってしまわないように。 この配線はマザーボード側のコネクタのグレーの爪を軽くパチリと起こすと抜ける。
このままでもディスプレイは外せるが、スイッチパネルとスイッチが付いているプラスネジとテープを外し、スイッチパネルは外しておいたほうが、作業は抜群にやりやすい。
ディスプレイからは右と左両方から配線が出ている。右は配線の止めてあるところを順に外していき、先は先ほどの無線LAN部分に出ているアンテナ端子になっているので、裏側から押し出してやる。
左側がディスプレイ用コネクタ。テープを剥がしたら、小さいマイナスドライバでコネクタを外してやる。傷めないよう丁寧に。 配線を外す。二か所T8ネジでとまっている。
これが外れたらディスプレイが本体から外れる。ディスプレイを本体にとめてあるのは
左右二か所づつ。ここを外せばディスプレイが独立する。
ディスプレイには8か所、ゴムが付いているが、これを剥がすと隠しネジがある。かなり頑固に付いているので乱暴に外すとちぎれてしまう。ちなみに、2個破損した…
このT8ネジを8か所外してもディスプレイは分解できない。隠し爪でシッカリ留っているから。
そこで
ディスプレイの本体側からマイナスドライバを差し込み、こじってツメを外す。
ただし
ディスプレイ下部にはインバーターがあるので、乱暴にしない。
ディスプレイを分割できた。
液晶パネルはディスプレイ下部ヒンジ付近左右2か所のネジだけで固定されている。
液晶パネルと配線は
この2か所のコネクタで付いているだけ、フィルム状のほうは左右の爪を押すと外れる仕組み。も一つのほうは引き抜くだけ。
新しい液晶パネルに交換したら、後は逆に組んでいくだけ。
注意点は配線を引きちぎらないよう気をつけること。隠し爪はちょっと力が要るのでビビッテしまう。
ちなみにこの作業、液晶の型番を確かめるためと交換のためで2回やったが、隠しツメと隠しネジがわかるだけでかなり作業効率がちがう。分解・組み立てに最初はビクビクだったので2時間、2回目は40分。
さあ! これで、心おきなくビデオをDVD化できる!!
と、キャプチャをしてみると…
カクカク…!!! むしろatom N270よりカクカク!!!
なぜだろう??
シングルコアなのが問題なのだろうか??
となると、CPUを交換しないと、ビデオキャプチャユニットは使えないのか???
※ この液晶交換は、初めてノートPCをここまで分解したときのもので、「パソコンの修理と改造の覚書です」というブログの「ユラリン」様の親切なメールのおかげで着手できたものです。