「能力開発(エデュケーション)とは何か②」 | AKERU-STYLE

「能力開発(エデュケーション)とは何か②」

「能力開発(エデュケーション)について、
もっと説明してほしい!」というご要望を多く

いただきました。

お応えします!


「教育」という言葉は、
明治初期に新たに作られた、比較的新しい

日本語です。

当時の森有礼(初代文部大臣)や

福沢諭吉ら西洋通が、英語の「EDUCATION」

(エデュケーション)を訳して、日本語にしました。


しかし、これは、誤訳でした。


「EDUCATION」の原語(ラテン語)は

「EDUCE」です。

その意味は、「本来備わっている個々の

能力を引き出すこと」(潜在能力開発)です。

もし、「教育」という日本語を英訳すると

すれば、「TRAINING」(トレーニング)が意味と

して近いでしょう。


そこで、一般に使用されている「教育」を「能力

開発」に換言して、以下に例示してみます。

・文部省(教育省)は、能力開発省


・教育者、教師と呼ばている人は、「能力開発者」


・教育観は、「能力開発観」


・教育政策は、「能力開発政策」


・学校は、「能力開発センター」


・教育理念は、「能力開発理念」


・人材教育は、「人材能力開発」


・教育産業は、「能力開発産業」


・「親の自分のこどもへの教育」は、「親の

自分のこどもへの能力開発」


・「教育施設」は、「受講者の能力開発を

促進するための施設」


・「教育資金」は、「能力開発機関が自分の

こどもを能力開発してくれることに対する

対価を支払うための資金」


「教育立国」は、「国民個々の能力開発に

最も重きを置く国家」

となるのです。


日本は、食料、エネルギー、国土面積に

恵まれていない国なので、人材力が発展の

源です。

教育(TRAINING)から、能力開発(EDUCATION)

へと転換しないと、このままでは世界から

取り残されてしまいます。

【続く】