■夜風に吹かれて | ■今日、わしこんなもん食べた

■夜風に吹かれて



旅をしていると
いろんなひとに出会う。

宿のベランダのベンチで
夜風に吹かれて、町の喧騒を
肴に、つべたいビールを
飲みながら、のんびりしてたら
後からやってきた白人のカップル。

普通なら、怪しい(自覚あり( ´_ゝ`)プ)
国籍不明のアジア系のおっさんが
一人でビール飲んでたら
挨拶もそこそこに、
いっちまうところなのに、
「ご一緒してもいいかしら?」

って、わしの隣に
座ってきたよ( ´_ゝ`)

スロベニア(ってどこだ?)からきた
花屋を経営するマーシュさんと
比較人類学の研究者のエレナさん。

で、彼らの持ち込んだ
ミャンマーウィスキーで
即席の宴会がはじまる。

「このベランダ老朽化してるから
 崩れるんぢゃないな」
「ビルマの飛行機の管制が信用できないので
 移動は全部陸路にする」などと
やたら心配性のマーシュさん( ´_ゝ`)

そんなパートナーを笑いとばす
クールビューティーのエレナさん。

スロベニア( ´_ゝ`)?ドコダ

こうして、旅先で
出会うひとに
ごくたまに、わしと
シンクロするひとがいる。

エレナさんがそう。

人口200万の
東欧の小国からきた
クールビューティと、
アジアの大都会からきた
怪しい(自覚あり( ´_ゝ`)プ)
おっさん。

スロベニア( ´_ゝ`)?ドコダ

共通点なんてなんもないのに
ものの感じかたがそっくり。
視点の座標軸がおんなじ。

だから、お互い、ちょっと
話すと、”あるあるある”ってなる。

ツーカー(しご)である。

だもんで、話題は、
ものすごいスピードで
あっちいったり、
こっちいったり
ころころかわっていく。

マルチリンガルであることとは
言語ごとに別の人格を獲得し、
それぞれの人格を並列で持つことである。

旅の楽しみは、めし、出会い。

現代の歪んだ資本主義の未来像に
対するペシミスティクな見解

クリーンな先進国で暮し
混沌とした後進国で暮しの
幸福の質の違い。

バゴダはいっこ見れば十分

大震災や原発のメルトダウンに
直面したときの空気感

アートは、視覚情報を
言語情報へ変換して遊ぶもの。

心配性のマーシュさんの
いじりかた。( ´_ゝ`)プ

で、あっとゆうまの4時間

日本で生まれ育った同世代のしとより
東欧のスロベニアでスロベニア語を喋り
一世代違う女性のほうが、全然話しがあう。

環境以外のどんな要因がしとの
思考形態を形成するんでしょうかね( ´_ゝ`)

【今日のまとめ】
ほんと不思議。( ´_ゝ`)ナゼダ