わがボス、ついに登場! | ヴァージニア日記 ~初体験オジサンの日常~

わがボス、ついに登場!

今回は、当ブログにこれまで名前は何回も出てくるのに、写真が出てこなかった

超大物の登場です!


ジャンジャジャーン!!


アメリカでの私のボス(実践倫理&公共生活研究所所長)である

ジェイムズ・チルドレス先生(右)と奥さんのマーシャさんです。


チルドレス先生夫妻


私がこちらに来て以来、お世話になりっぱなしの大恩人。


昨日も、シャーロッツビル郊外にあるBoar's Head Inn というちょっとお洒落なリゾートホテル

の中にあるレストランで女房ともどもランチをごちそうになった。


ランチやディナーに誘っていただいた時にはこちらもちょっとしたプレゼントを持って行く

のだが、今回はちょっと 趣向をこらして 面白いものを持って行った。

その「面白いもの」というのは、上の写真でチルドレス先生が抱えている額である。

写真をクリックして拡大しても、ちょっと中味まではわからないと思うので、解説しよう。

実は、額も、そこに入っている中味も 同じものを二つ用意した。

一つは「私」用に、もう一つはチルドレス先生用に。

(下左で私がもっているものが「私」用のもので、それをを拡大したのが下右の写真)

わが夫婦  記念品

前にこのブログで、私が編集委員および翻訳者として関わった、

『生命倫理百科事典』 という大部の翻訳書が出版されたことを書いたが、

その中の一項目(といっても、普通の本ならゆうに一章分ぐらいになる本格的な学術論文)

である「隠喩と類比」は、チルドレス先生が執筆されたすばらしい論考である。

この部分は私自身が翻訳を担当したので、英語の原書と今回出た翻訳書から、

その最初と最後の部分をコピーして左右にならべたものが、額の中味。

そして、左側の英語原文の下にはチルドレス先生のサインをもらい、

右側の日本語訳文の下には私がサインをして、それぞれ相手用のものに一言書き添えて、

お互いが記念にもっておこう、というアイディア!


ちなみに、チルドレス先生に差し上げた分には、私が

As a memory of our friendship (わたしたちの友情の記念に)

と書き、

私が持っておく分には、チルドレス先生が

Many thanks for your wonderful time at UVA !

(ヴァージニア大学で過ごされたあなたのすばらしいひと時に多謝)

と書いてくださった。


チルドレス先生には「これは実にgreatなアイディアだ!」と何度もお礼を言われ

て恐縮したが、それほどまでに喜んでいただき、嬉しいかぎりである。

先生の人となりや、私との出会いのいきさつなどについては、また明日。

(つづく)