扶桑社♔「医療否定本」に殺されないための48の真実 | ♔ Beautiful snow drops ♛



「真実1」から始まる、著者の語る「真実」に、驚きの連続でした。


日本の医療システムは世界一であること、


医師が足りないのではなく、総合医が足りないということ、


がんとの関係性で付き合い方は変わるなど、


難しい言葉を使わず、医学を知らない者でもわかるように、


とてもわかりやすく書いてあり、一気に読んでしまいました。


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「肥満で生活習慣病がある人は、ともかく痩せることです。


痩せる生活をすることで、全てが解決するのです。お金はかかりません。


とりあえず、薬の前に食事と運動です。医者も患者さんも、


この基本を忘れてはいけません。」


まったく、その通りだな、と感じます。


「よい医者探しは、結婚相手を探すようなもの」というのも興味深かったです。


「患者さんは、よいかかりつけ医師を探す努力をしなくてはなりません」


お医者さんとの信頼関係の大切さも考えさせられます。


女性なら気になる、美容メインのお水の摂取量も、情報は様々。


「私は、年齢や健康状態に応じて適量の水を飲めばいい、と考えます。」


というお医者さんの言葉にも、ちょっとホッとしちゃいました。


●著者プロフィール 


長尾和宏 (ながお  かずひろ)


医療法人社団裕和会理事長、長尾クリニック院長、医師、医学博士。


1958年香川県生まれ。
1984年東京医科大学卒業後、大阪大学第二内科に入局。
市立芦屋病院内科医長を経て、1995年兵庫県尼崎で開業。
365日年中無休の外来診療と24時間体制での在宅医療に従事。


主な著書に、『「平穏死」10の条件』(ブックマン社)』、
『胃ろうという選択、しない選択』(セブン&アイ出版)、
『がんの花道』(小学館)など。


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検診を受けるか、受けないかにも、


一番楽なのは、「ついでに診てもらう」こと。


なるほど、確かに賢いやり方、参考になりました。


とにかく難しい話を砕いてわかりやすく、時にジョークを入れて、


ふふっと笑ってしまったり、しかしちゃんと勉強になります。


健康のこと、医療のこと、改めて考えさせてくれる1冊でした。












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