春闘交渉スタート
本日は「春闘交渉スタート 」についてです。
産経新聞より
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日本労働組合総連合会(連合)傘下の基幹労連に加盟する鉄鋼、造船・重機、非鉄金属の大手労組は5日、定期昇給(定昇)の実施などを求める要求書を経営側に提出した。
デフレや業績低迷を受け、ベースアップ(ベア)に相当する賃金改善要求は見送った。
3月17日の集中回答日に向け2010年春闘の労使交渉がスタートした。
新日本製鉄労働組合連合会は5日午前、要求書を提出。
宮崎和彦会長は「新日鉄が厳しい状況におかれていることを十分に理解した上で最小限の課題解決に取り組む」と読み上げ、定昇の実施などを求めた。
基幹労連は隔年交渉で、前回の交渉は2年分で3千円の賃金改善を求めた。
今回は経済情勢の急回復が見通せないこともあり、賃金改善要求を見送る一方、定昇の実施や60歳以降の安定雇用の確保などに柱を据えた。
年間一時金は5・0カ月を基準にしており、住友金属労連が175万円(前年実績198万円)、神戸製鋼所の労組も前回実績と同額の120万円をそれぞれ要求した。
自動車総連、電機連合傘下の主要労組も18日までに提出する。
連合は10年春闘で統一的なベア要求を掲げなかった。産別労組でベアを掲げたのは紙パ連合(2000円以上)、私鉄総連(7000円)、JR連合(4500円)など一部にとどまり、定昇の維持が焦点になっている。
ここまで
デフレ傾向を受けベースアップは要求しないようですが、定昇は確保したいところとのことです。
しかし、定昇の維持がポイントですね。
景気悪化と定昇の維持の関連性がどうなるかが今後に注目です。