二月、お味噌を仕込むことが健康や平穏のバロメーターになりました。
去年の麦みそが五キロまだ丸々残っているので、今年はその半量の米みそを
仕込むことにしました。
麦みそは麦麹、米みそは米麹をつかいますが
米のほうが高価で、まろやか。でも、麦の野趣も捨てがたくどちらも作っています。
ネットでいくらでも味噌作りセットが買えるので気軽にできますね。
今年の味噌は材料に凝って、丹波の白大豆にゆめぴりかの麹です。
大豆が500gなので、塩200g、麹は700gにしてみました。
麹が多いほうが甘いまろやかなお味噌ができます。
ただ、多ければいいというものではなくて大豆の1・5倍くらいまでにしたほうがいいそうです。
味噌と麹の割合は古くからの経験で割り出されたもの、伝統の技なんですね。
丹波の大豆、すばらしい。
一晩、水を含むと2倍くらいの大きさになります。
綺麗♪
圧力かけて20分。
煮汁と豆に分けます。
煮汁は大切、捨てないで。
煮ている間に塩と麹をよく混ぜます。
暖かいうちに、豆をつぶします。
昔はミキサーやフードプロセッサーで少しずつ潰していましたが、
そんなめんどくさいことはもうしません。
ビニール袋を二重にして豆を入れ、「踏みつぶす」これが一番。
体重二モノを言わせるのです。
ちょっと熱いけど・・・(笑)
つぶれたら、袋を切り開いて麹と混ぜ合わせます。
煮汁を加えて、お味噌程度の柔らかさにして野球ボールくらいに丸めます。(味噌玉といいます)
味噌玉を消毒した密封容器に叩きつけるように入れて
空気を抜き、上から酒粕でぴったり蓋をします。
この酒粕がまた魚やお野菜の粕漬けに使えますよ。
容器に蓋をして冷暗所で保存します。
私は倉庫に入れっぱなしにしておきます。
わが家では大体一年味噌で食べますが、半年とかもっと早い段階で食べることも
できるようですね。
早いと白味噌になります。
三年味噌になると色が黒くて見た目は赤だし味噌みたいですが、まろやかで本当においしいです。
麹が300g残っているので、塩麹か甘酒でも作ろうと思います。
麹は届いてから1週間の内につかいきらないといけないので、
味噌作りの時期は予定を立てて取り組みます。
でも、1年の間にわずかの時間を費やすだけで
無添加のおいしいお味噌が1年、あるいはそれ以上楽しめるのですから
やりがいがありますよ。
私の中ではおすすめの保存食第1位です♪
ゆめぴりかの麹はこちら、鈴木こうじ店で買いました。