デッキ診断。
カードゲームをやったことがあり、それに関して情報交換できる環境があれば、誰しも一度くらいはやってもらったことがあるだろう。
リアルでもネットでも、「どうしたら良いと思う?」「デッキ診断お願いします」「煮詰めたいと思っているんですが」とか。
リアルの場合はデッキ診断といった感じではないと思う、ただデッキを直接見せて話す、というところか。
だがネットの場合は、デッキレシピを書き頼み不特定多数の人に見てもらう。
まあ双方形式的な違いはあるものの、やってることは同じだ。
見せてアドバイスを貰う、自分の知識以外を取り入れる。
僕自身も昔何度かやってもらったことはあるが、最近はもっぱらやる側である。
まあ診断してもらおうと思う理由が無いからもあるが、全部マンネリ化しているからが大きいだろう。
そういうこともあって、診断するのはあまり好きではない。
何より他人のデッキであるし、そもそもデッキ診断を頼むのは大抵が初心者なので、楽しみを奪ってしまうのもどうかと思うからだ。
カードゲームの目先の目的は勝つことだが、本来コミュニケーションツールである。
何でも楽しめれば良いのだから、ガチガチに固めなくともよい。初心者の組んだデッキでもそこそこ勝てるものだ。
(ただ現在はランデスカンクスリセットと、普通に対戦できる環境ではないので今の状態には通用しない理屈だろう)
と、ここまできて言うのもなんだが「初心者のデッキ診断願い」というものは「デッキを見てもらいたい」ことから来る。
出来あがったものを見てもらいたいのだ、そこに現実的なアドバイスはほとんど要らない。
これが本来の初心者のはずであった。
しかし、最近見るものはただ対抗意識から出るものばかりで、楽しもうという気概がない。
例えば僕がまだ初心者の頃、カード資産はなく「3積みしろ」とか「必須カード集めろ」とかで実際出来たものではなかった。
無論そこには僕自身の浅はかさにも問題はあったろうが、分かり切ってるのだ。
雑然と並べられたシングルカードを見ていれば、知っているカードは増えていく、カードリストを見て発見する。
そしてそれを大会で使う。
デッキ診断で言われるカードは、言ってしまえば知り尽くされたようなカードである。
そこに新たな発見は無いに等しい。
そしてそれらを1積みするくらいならば、持っているカードでコンボを開発した方が強くなるのである。
幸いガンダムウォーは絶対的に弱いカードは存在しない。
強いことは強いが、霞んでしまっているものがよくある。初心者はそこを狙うべきなのだ。
ほとんど使われていないため、大会でも経験が無い者が多い。いわゆる地雷となりうる。
例えば僕などは、先の診断のあとユニット全て一積み、一枚制限ユニットを増やし科学者たちの企てを入れた。
どだい3積み、必須カードをすぐ集めるなど無理なことなのだ。金が無いから。
なんだかんだでこれは結構強かった。
結果的に自分で考えて作り出したデッキのほうが楽しいし、愛着も沸く。
対戦終わった後も話の種になるし、「こうしたほうがいい」と言う族もいなくなる。
そしてその後カード資産も溜まり必須カードが集まった後でも、その経験は決して無駄にはならない。
新カードが出たときコンボが思い付き易くなるだろう。
と、ぐだぐだと想ったことを書き連ねていっただけ。
思考の垂れ流しが大好きなんだこれが。
あえて「つまり~ということである」ということは書きかないが、まあわかるでしょ?w 云いたいこと。
みなまで言うのが億劫になってきたってか――
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