バトスピ剣眼二次創作ショートショート「カミサマは変なのだ」
テーマ:バトルスピリッツの小難しい話 アニメ二次創作ショートショート。
「ソードアイズ激闘伝39話神話の時代スピリットたちの雄叫び」のスキマ想像。シリアス気味。
あくまでも妄想会話記録です。ご注意ください。
「続けてブロンソードザウルスでアタックっ!」
「ブリンガーはライフで受ける。ツルギの勝ちだ。」
自らをブリンガーと称した機械の人は手を動がしながら少年にそれを伝える。
「やったぜ!キースピリットも上手く使えてきたろ?」
快活な声が響く一室には二人だけ。先代の王の部屋はこの二人のバトルに使われていた。
「確かによく運用できている。だがブリンガーは指摘する。
闇龍ダーク・ティラノザウラーは一つ前のターンで召喚するべきだった。」
ガッツポーズのままブリンガーの顔をきょとんとした顔で見つめ、
少しムッとしたような表情をしてから向き直って言い返しを試みる。
「なんでそのとき俺が手札に持ってたって分かるんだよ?」
「ラッシュドローにより手札に加えたのをブリンガーは確認している。」
ほんとブリンガーって細かいこと覚えているんだなァといつものことながらに感心するも、
決着が付いたばかりのテーブルを見ながら負けじとその時の状況を思い出す。
「えーっと、コアが足りなかった!」
「ブリンガーは解説する。
ツルギは白夜王ヤイバよりバトルスピリッツの真実を知らされてから
一度もスピリットより不足コストを確保していない。」
「……あー、偶然じゃないかな?」
「ツルギ。」
慣れた手つきでテーブルの上を片付けていたツルギはその手の動きを止め、
すーっと息を吸い込んでから名前を呼ばれた方へ向き合った。
「なぁ、ブリンガーはバトスピが楽しいか?
俺はエクストリームゾーンで初めてスピリットを見て、
一緒に戦うのが当たり前になって、色んな奴とバトルして、それでなんか嬉しくってさ。
そりゃ時には辛いことだって苦しいことだってあった。
だけどそんなのも含めて、俺はバトスピが楽しかったんだ。
でもそれがスピリットへの罰だって聞いてさ、今ここでやったバトルもそうなのかなって。
俺はスピリットに辛い思いをさせていたんじゃないか?」
「ブリンガーは答える。どんな時でもバトスピは楽しいもの。
そしてそれを罰と称したからと言って辛いものだと断定することはできない。」
「よく分かんないけど、違うかもしれないってことか?」
「そうだ。ツルギは以前に言った。
『バトスピのカードバトルが罰になるって、カミサマって変だよな。
普通やるバトルってすっげえ楽しいもんだろ』と。
ブリンガーはそれに同意する。カミサマは変なのだ。
ツルギに問う。今やったブリンガーとのバトルは楽しかったか?」
「――うん。そう、そうだよな!
そうさブリンガー、お前とのバトル俺すっごく楽しかったぜ!
よし、もう一回バトルしようブリンガー。やる、やるべし!!」
デッキを掲げてバトルを挑むその表情は朗らかであった。
「ヤイバ、今度こそバトスピやろうぜ!!」
「ヤイバ様は現在、視察へお出になられています。」
「ちぇーっ。なあガルドス、視察ってなんだよ?」
「レジェンディアの、いえバトルスピリッツの宿命――ゴルフにございます。」
ツルギにはよくわからなかったが、バトルがお預けというのは理解したのだった。
終
バトスピ剣眼のツルギがハジメっぽくて
ヤイバがダンっぽいのは分かりやすい見立てだ。
だとすればヤイバは最初からダンさんだし、
ツルギはこれからハジメになっていく感じかな。
どちらも変化と成長を求められている以上、
ヤイバはダンさんにならないね。なっちゃいけない。
— しゅくり (@shckly) June 14, 2013







