この国では、ちょっと苦情じみたことを言うと、とりあえず思いついたことを言っとけ的な反論をされて閉口させられることがしばしばで、そんなのはもう慣れっこなのですが、しかし今日はひさびさにうんざりさせられました。


送られてきた運転免許証の誕生日が間違ってたので、担当の役所に行ったんですよ。
その役所の発行した、免許証が郵送されてくるまでの仮の証明書を見せて、「ほら、ホントはこの書類の日付が正しいんだけど、免許証の日付は違うでしょ?」、とやったところ、
「あなた、この書類にサインしたでしょ?サインしたっていうことは、あなたが間違えを認めたってことなのよ。」
ハァー???だからぁ~、この書類は正しいんだって!アンタのとこのだれかが後で間違えたの!!!
そう言うとその受付のおばちゃんは、一瞬しまったというような顔をしたものの、同じことをくりかえすばかりで絶対にあやまりませんでしたね。
ちなみに、免許証は、申請書をもういちど書いて写真を撮ってと、一からに近いぐらいやり直し。


その次、郵便局に行ったら、前の住人あての郵便物を持ってたら、窓口のおばちゃんが、
「あなたの地域を担当する集配局に行って、前の住人あての郵便物を配達しないよう要請しなさい。」
あのさぁ。どこの世界に「他人あての郵便物を配達しないでください。」とわざわざお願いに行かないと正しい配達をしてくれない郵便局があるのよ?!それに、そんなことしても正しい配達をしてくれるようになるとは思えないし。つ~か、今日は別に文句言いに来たわけじゃなくて、ただこの郵便物を差出人に返送してくれればそれでいいんだけど。。。
ボストンにいたころから薄々感じていたことですが、郵便配達人は実際にはあて名など見ておらず、住所だけで郵便受けに放り込んでいるようです。したがって、いちおうこの国にも郵便局の転送サービスはあるのですが、この調子ではかなりの郵便物が転送されずに差出人のもとへ戻っているものと思われます。


はからずしも朝から連続でバトルして、自分の意見を主張することは大切だけど、モノには限度ってもんがあるだろ!と、思うのでした。