今日8月6日は広島に原爆投下された日です。

日本人だったら、せめてこの8月の戦争の記憶だけは忘れてはいけないと思います。絶対悪の戦争によって、多くの罪のない人々の未来が一瞬にして奪われたという事実を…私たちは決して忘れてはいけないのです。

毎年8月6日の8時15分には必ず黙祷しています。なかなかそのような環境になれなくても、心の中で71年前の出来事に思いを馳せ平和を祈ることを忘れないでほしいと思います。

 

そして、ヒロシマ原爆の日である今日、ブラジルのリオでオリンピックの開会式が盛大に行われました。広島の式典を見た後に開会式を見たのですが、日本時間の8時15分に合わせて開会式で日本移民に関するパフォーマンスが行われたそうですね。日系人が数多くいるブラジルが、日本の忘れてはいけない日に思いを馳せてくれていたことは本当に感動的なことだったと思います。

開会式全体を見ても、国の威信というよりかは世界を見つめた演出になっていて今までにない素晴らしい内容だったように思いました。特に温暖化の問題を取り上げて、選手入場の時にみんなが種を持ち寄ってそれがグリーンの五輪として花開くといった演出はとても感動的でした。

 

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選手入場で気になったのが先頭を走っていた三輪自転車。ブラジルではよく見かけるとの事。これがすごく可愛くてよかった照れ

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乗ってた人がえらい美男美女揃いだったのも目を惹きましたねw。

 

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最終聖火ランナーはペレさんという予想が外れ、アテネ大会でアクシデントに見舞われながらも銅メダルを獲得したデリ・マさんでした。灯された聖火が太陽のように輝く演出は神秘的で美しかったです。

 

オリンピックに関しては開幕前から物騒な事件の話題やドーピング問題などでかなり揺れていました。開会式の前も激しいでも活動があったと聞きます。華やかな式典の裏で、貧困にあえいでもがいている人がたくさんいる・・・それが今のブラジルの現状なのかもしれません。

でも、もう始まってしまったわけですから、何とかトラブルなく無事に行われることを祈ります。

 

選手の入場行進を見て、貧困や戦争で傷ついている国の人たちも笑顔で行進してて…あぁ、平和って本当に尊いなと思いました。彼らはきっと、笑顔の裏で傷ついた自国の国民たちの励みになりたいと思っていたはずです。たとえメダルに届かなくても、成績が振るわなくても、全力で頑張る姿は必ずや人々の心を励まし勇気を与えるものだと…それこそがオリンピックの本当の精神なんじゃないかなと思います。

最後から二番目に行進した難民たちで結成されたチームの笑顔に心打たれるものがありました。彼らの活躍が少しでも傷ついた人々の心に光を灯せるよう願います。

 

メダルの数、国の威信・・・それも大切かもしれないけど、オリンピックは平和の祭典であってほしい。出場選手たちのひたむきで熱い活躍が平和につながってほしいと切に願います。

 

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がんばれ、日本チーム!

 

頑張れ、オリンピックの選手たち!

 

 

ハムは薄切り派?厚切り派?

どちらかというと薄切り派

 

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