昨日演劇界の最高の賞を決める第70回トニー賞授賞式が行われました。
WOWOWさんが今年も生中継。すべては生で見れませんでしたが、時間のある時にちょこちょこ見てました(録画したので後からショーの部分を中心に視聴)。
WOWOWのスタジオでは井上芳雄君が今回もスペシャルサポーターとして登場。冒頭には『ショーほど素敵な商売はない』(アニーよ銃を取れより)のナンバー披露もありなかなか楽しかった。
八嶋さんと亜門さんが今年も司会担当ですが、亜門さんのテンションがちょっとうるさかったかなww。
今年の注目作品はミュージカル『ハミルトン』。新聞で注目されているという記事を読んでいたので存在は知っていましたが、16部門ノミネートされたうち、11部門トニー賞受賞。いやぁ、すごい作品ですね、ほんと。
ここ数年の作品賞のものはあまり観たいと思わなかったんですけど、『ハミルトン』はパフォーマンスを見てぜひ来日してほしいと思ってしまいました。これなら近い将来日本キャストでもできそうかもとか、色々夢も膨らみました。
個人的に注目したのは「シーラヴズミー」のザッカリー・リーヴァイ。めっちゃカッコよかった。この作品、古き良き時代のスタンダードミュージカルって感じですごく好きなんですよね。また再演してほしいなぁ。
あと、日本版の上演は難しそうだけど圧倒されたのがリバイバル賞を受賞した「カラー・パープル」。ソウルミュージックの迫力、エネルギー、そういうものが短い時間の中でしたが十二分に伝わってきました。
「春のめざめ」は四季の初演見てますが、内容的にあまり好みじゃなくて…。でも、曲は好きだったなぁなんてことを思い出しました。ちなみに柿澤くんを四季で見た最初で最後の作品でもあります(笑)。彼は退団した後の活躍が目覚ましいので選択は正しかったのかなと思います。
昨年は渡辺謙さんが『王様と私』でノミネートされたこともあり日本でも大きく報道されましたが、今年は日本人がかかわっていないこともありほとんど報道されず。映画は大きく報道されるのに舞台になるとやはり壁があるのか…。素晴らしい作品、パフォーマンスが目白押しなのに。
日本はまだまだ舞台では後進国なんですよね。映画では日本アカデミー賞みたいなのがあるけど舞台は「月刊ミュージカル」とか雑誌のなかでしか行われてない。日本の舞台役者さんも素晴らしい才能の人たくさんいるよ!!すごい作品もいっぱいある。もう少し表舞台で日の目を浴びてほしいなって、トニー賞見るたびに思います。
Statrsの3人とかは積極的に今映像にも出始めたし、舞台役者さんもすそ野広げるために頑張ってるなと。
授賞式最後にスタジオで7月に上演される「ジャージーボーイズ」のパフォーマンスが一足先に生披露されました。BWと日本のミュージカルっていうのは性格的にも違うけど、それぞれに良さがあります。ジャージー、大阪まで来てくれないので遠征しますが、アッキーのパフォーマンスはさすがだと思ったので今から楽しみです
来年のトニー賞はどんな作品が出てくるのか楽しみです。いつか日本人ももう一度あの場所にたどり着くことができますように
あ、元気そうなロイドウェバーの姿が見れてよかったです
手羽先の美味しいお店といえば?
私は断然、世界の山ちゃん。最近全然行けてないけど(ってか、讃岐にない)
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