ECナビの社内には、UIO戦略室という自社サイトにおける

User Interface Optimizationを考える、全社横断的な

組織があります。








先日はこの部署のメンバーが中心になって、渋谷界隈での

UXを担当している各社の人がajitoに集まって

Shibuya UXという名の勉強会(?)をやったりしました。

その時の様子はこの辺りを見てもらえれば。

http://togetter.com/li/93164

http://ja-jp.facebook.com/pages/Shibuya-UX/137643802957319?v=wall&filter=1

http://ameblo.jp/caux/entry-10782083645.html

http://note.sanochka.com/?p=24







そのメンバーと話していて、あーちょっと気をつけ

なきゃいけないなと思ったのは、アクセス解析の

データに囚われ過ぎて、どう改善していくか、という

PDCAが遅れ勝ちになってしまうこと。






100%完全なデータを取ろうとして、しっかり

ABテストを実施して、改善していくことよりも

実は、80%程度の精度でいいので5-10倍の

スピードでどんどんPDCAを回していくほうが結果として、

CVをあげていくことが早いはず。






起業と同じなんだよね。これって。たぶん。

失敗を恐れずにいかに早くPDCAを高速で回すかが

事業成長のためには必要であるように、

ABテストの場合においても同じことが言えるんだと思う。

でもABテストってのはより失敗したことがデータで

見えてしまう分、それを恐れてしまいがち。







こうやって精度を求めていくとデータの完全性を求めて、

データ分析期間が1日じゃなくて3日、3日じゃなくて

1週間分のデータで判断するといったように期間が

どんどん長くなり、結果としてPDCAのサイクルが

ゆっくりになりやすい。






ABテストにおいても多少のリスクはどんどん取ったうえで、

PDCAをいかに早く回していくか、をより意識していきたい。