今朝のエントリーでネットサービスでは

UIを開発する専属チームがあったほうがいいという話を書きました。





で、このチームにおいて必要なのは改善し続けること。

1つの機能を作ったら、次の機能を作るのではなく、

どうやったらユーザーの体験が向上するかという視点で

改善し続けること。






例えばECナビラボで開発・運営している

ソーシャルブックマークのBuzzurl(バザール) では

βサービスということもありますが、開発者でもある

S藤さんが自分が欲しいと思うものを日々どんどん

変えながら改善していってます。





俊敏なベンチャーではこうやって日々改善しながら

(もちろんその裏には失敗もあるだろうけど)それでも

どんどん前に進み、改善されていく。

実際、mixiのソーシャルアプリではそれが顕著に

出ている。





そのためには繰り返しになるかもしれないけれど

エンジニアが自分で考えて自分で便利だと思うものを

日々改善していける、そういう権限委譲だったり、

そういうカルチャーを作らないといけない。





何かトラブルが起きたときに、それを攻めたりしては

いけない。そもそもそういうリスクがあることを前提と

してそういうやり方でやっているのだから。

そうやって周りでフォローしあってこそ、初めて

安心していいサービスが作れる。






あと、ユーザービリティの向上に関する開発(というか

チューニング)は日々どんどん変えていくべき。

そしてそのアクセス分析をABテストなどを繰り返しながら

フィードバックする。






最後にどんな改善をすべきか、についてですが

ディレクターや開発者は小さな開発(チューニング)を

軽視しがち。

でも大きな機能開発を100日かけて1つやるよりも、

ユーザー目線で1日で出来ることを100個やるほうが

ユーザービリティの向上には繋がりやすい。






特にユーザービリティに関しての失敗は日々次の

アクションに結び付けていくためには必要な1ステップ。

失敗なんて恐れる必要は全然ない。

これらを踏まえて良いサービスを開発し、

ビジネスを成功させていって欲しいと思います。