インターネットは間違いなく世界を変える、

そういう確信と信念をもって起業したECナビは

今日で創業10年を迎えました。




このインターネットの黎明期にECナビという会社を

立ち上げられたことは本当に幸運だったと思う。

だからこそまずはここまでの成長を支えてくれた

全ての方に感謝したい。





一緒にがんばってきた仲間にも。

サービスを使ってくれるユーザー、顧客にも。

それを支えてくれた株主にも。

会社を取り巻く多くのステークホルダーの方にも。

そして我侭な僕を見捨てないでくれた家族にも。





創業時ビジョンなんて正直なかった。

それよりも目の前に世界を変えるチャンスがある。

それに挑戦しないことこそがリスクだと思った。

やらずに後で後悔するよりも、やって反省して

一歩でも前に進んでみよう、と。





結果として失敗も数多くあったけれど

これが原動力となっていろんな事業に挑戦し続けてきた。

それがメンバーの成長にも、事業の成長にも

そして会社の成長にも繋がって、今がある。




21世紀、世界は大きく変わろうとしている。

その中でインターネットが果たす役割はますます

大きくなり、世界はますますグローバル化が進んでいく。





10年経って、そろそろしっくり来るような

ビジョンを創ろうと思っていたけれど、よくよく

考えてみると企業にはビジョンが必要という常識に

とらわれていたように思う。





明確なビジョンを持つことは皆の意識を集中させる

ことはできる反面、変化の早いネット業界において

今は見えない事業機会を逃すことにもなる。

そう考えるともっと新しいことに挑戦していく

僕らにはビジョンなんて必要ない。






それよりももっと大事なものがある。

みんなが書いてくれた10年後のECナビの未来の姿。

そこに書かれたみんなの想い

そしてもうひとつ、創業時の想い

「世界を変えるようなスゴイことをやりたい」

これこそがECナビのコアであり、ソウル(魂)だよね、

そんな話を先日役員同士で一晩中語りあった。






今後世界がどんなに変わろうともこの想い、

「世界を変えるようなスゴイことをやりたい」は

変わらないし、変えない。

そういう会社であり続ける。





3人で始まったECナビは現在230人のスタッフを抱え、

売上も前期は50億円を超えるところまできた。





でもまだまだこんなんじゃない。

これで「スゴイ」なんていえないし、

そもそも世界を変える、ってことが出来てない。




次の10年。





僕らは絶対に世界を変えるようなスゴイことをやる。

それが何かなんてまだ判らないし、決めたくない。

このインターネットという成長市場で

グローバルに活躍するそういうスゴイ会社を創る。

そういうスゴイ事業を創る。

そういうスゴイチームを創る。

そして世の中をもっとより良く変えていく。





そういう自由な発想でこれからの10年を

走っていきたいと思う。


$神泉で働く社長のアメブロ