サイトが大きくなるにつれて、様々なデータを
取得できるようになる。
結果として何が起こるか。
データを取るのは本来は、サイトの目標達成のための
次のアクションに結びつけるためだったものが、
手段が目的化してしいまい、単に担当者や責任者が
「へぇー、そうなんだ。」と単にふむふむという理解の
ために取っているものも多くなる。
次のアクションに結びつかないデータは
取る意味がない。
もっと言うと仮説に基づかないデータは取る意味がない。
データを取ることに満足してしまう担当者が結構多いので、
データを取る人は何のためのデータを取るのか、
その仮説自体をちゃんと自分でハラオチさせて
取るようにしてもらいたい。
あと、データは取り出したらキリがない。
100%完全なデータなんて取れない。
いかに80%ぐらいのデータで次のアクションに
結びつくデータを取得するか、それが重要。
完全主義に陥らずに仮説をたて、その上で
データを活用する。
そういうデータの使い方をしないと
データの海におぼれてしまう。
データを取るのが仕事なんてありえない。
データから次のアクションに結びつけるのが仕事。
これはデータに限らず、ニュースや新聞と一緒。
インプットが仕事ではない。
仕事とはアウトプット。
アウトプットに繋がらないインプットはあまり意味がない。
そういう意識をもってインプットを増やし、
アウトプットを意識して欲しい。
■今日の名言
「自分の中に、信念よりも大きく、熱望よりも大きく、
自信よりも大きく、決意よりも大きく、そして夢よりも
大きいものがあるのを感じるんだ。
それらは個別のものではなく一つの総体であり、
これが神といえるかどうかは別にして、偉大なる未知の力、
ダイナミックな何かを自分の中に感じるんだ。
この感覚は言い表せないし、何かに例えられるものでもない。
何か強い感情と信念が混ざり合ったというか、そ
れよりも遥かに強い感覚なのだ。」
(ブルース・リー)