最近、読んだ雑誌『企業家倶楽部』の6月号に竹中平蔵氏と


ファーストリテイリングの柳井社長の対談が掲載されていた。



企業家倶楽部 2008年 06月号 [雑誌]
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~企業家と未来を語る~とサブタイトルにあるように


柳井さんの経営哲学が随所にあらわれている対談でした。


気になったのは下記の3つ。



竹中 ~略~。ファーストリテイリングではどのような成長戦略を

描いていますか?
柳井 成長する地域に行って商売することです。~




これ超シンプルですが、真理だと思う。


先日のこのブログでも書いたけれど、新規事業において


成長領域で勝負することの重要さを書いたけれど、


これを読むと、新規事業だけではなく、既存事業においても


成長を求めるのであれば、成長領域を見極めることの


重要だということがわかる。





竹中 ~略~、M&Aをする上での基本的な方針を教えてください。
柳井 良い会社で良い経営者のいる企業を買うことです。~




これまた当たり前だけれど失敗してみないとなかなか判らないことのひとつ。


僕も何度か手痛い失敗したからなぁ。。。


建て直しにはほんと時間もかかるし、手間もかかる。


それよりはマイナスの制約条件がない状態で、モチベーションの


高いメンバーで創り上げたほうがよっぽどいい。



柳井 それと、若い人が失敗しない。新しいことをしたら失敗

するのが当たり前だから、どんどん失敗したらいい。

失敗を恐れてチャレンジしなくなっています。

~省略~。

連戦連敗をして経験し、でも最後には勝つのがいい。





いまだに高い成長意欲とチャレンジスピリットを


持っている経営者としてさすがだなぁと思う。


僕も60歳になっても成長意欲とチャレンジスピリッツは


持ち続けていきたいと強く思った対談でした。





■今日の名言


「歴史から教訓を学ばぬ者は、過ちを繰り返して滅びる」


(ウィンストン・チャーチル)