usami
2006-12-21 21:43:17

仕事の初速

テーマ:仕事術

昔、僕がまだコンサルで働いていたときに新卒入社してすぐの


新人の面倒を見ることになった。


僕自身、まだ入社2年目だったからようやく自分も


先輩になれたと思ってちょっと浮かれていた。




そして配属されてまずはプロジェクトの勉強をしてもらうべく


簡単な現状調査などをやってもらおうと思い、




僕「●●さん、~の目的でこういう

資料を作って欲しいんだけど

1週間くらいで出来るかな?」


●●さん「はい。出来ます。」



僕「(おぉー、素直じゃん。隣に

いるから迷ったら聞いてくるだろうし、

まずは任せてみよう)じゃ、よろしく。」



隣で彼女の仕事ぶりを見ているとパソコンに向かって


ずっと作業を進めているので特に確認することもなく


安心してみていた。



で、一週間後。。。



僕「あの仕事出来た?」


●●さん「あの仕事ですが、

あれはやらないことにしました。」


僕「えっ。。。?!じゃぁ、

何やっていたの?この一週間。。。」


●●さん「~が必要だと思ったので

これをやっています。」


僕「。。。」




この話の後日談はまた別の機会で書くかもしれないけれど、


この例にもあるように、人によって仕事の進め方は本当に異なる。


そして当然ながら同じような仕事をやるのに、人によって


全くそのパフォーマンスが異なる。



個人的な経験から仕事が出来るかどうかは、勉強が


出来るかどうかという頭の良さとはあんまり関係ない。


なんというか、ダンドリング力。


仕事が出来る人に共通しているのは、


仕事の初速が速いということ




例えば、1週間で出来る仕事であれば、初日の2時間で


基本部分を仕上げて一度上司の確認を行う。


そのうえで初日で80%の出来まで仕上げる。


残りの4日で80%を100%に仕上げていく。


0%から80%にする労力と80%を100%に仕上げるのに


必要な労力は同じじゃない。




更に言うとこの初日の2時間をどう使うかが実は一番重要。


ここが全ての始まりなのだから。


更に付け加えるならば30分以上一人で考えてアイディアに


行き詰ったらすぐに誰かをつかまえて議論をしたほうがいい。


それによってアイデアが膨らんだり論点がよりクリアに


なったりする。こうやって最初の時点で人の力を借りてでも


正しい方向性をつかむことが出来れば、その後の完成度を


高めていくプロセスでは自分の力だけで十分やれるはず。




仕事が遅いなぁと思う人はぜひこの仕事の初速を


意識してみて欲しい。

コメント

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1 ■無題

とても共感しました。

2 ■無題

今日から実践してみます。
30分でダメなら、まわりの人を巻き込んでみます。

3 ■人間としての基本がわかっているかどうか。

ホウレンソウしかり、仕事の出来ない(?)と評価される人は、人間として当たり前にすべきことができていない気がします。
逆に、仕事で結果は出せていないかもしれないけど、そういったことがきちんと出来ている人は、不思議とそんな評価はされず、みんなが手を差し伸べてあげている気がします。

4 ■人を巻き込むことの代償も意識した上で

元ネタのエントリにこんなくだりがあったのが気になった。
「30分以上一人で考えてアイディアに行き詰ったらすぐに誰かをつかまえて議論をしたほうがいい。」

これは私も賛成だが、これにはそれ相応の代償が必要だということも書いておくべきだと思った。例えば、3人つかまえて30分議論したら、彼らの30分という時間をいただいたのだから、逆に彼らから相談されたら、少なくとも同等の時間(合計90分)を割いてやらなければならないと思う。

つまり、他人を巻き込んでの議論では、その代償として自分の時間が支払われているということを認識した方が良い。それを踏まえた上で、自分の時間を不用意に無駄にせず効率よくまわりを巻き込んで行くのがいいと思う。

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