鳥取の旅 その1 |  うさぎおやじ日記

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ちょっと間が空きましたが、大阪でサッカー観戦をした、そのあとのことです。



試合終了後に京都まで移動して、夜行バスで早朝5時30分に松江に着きました。そしてすぐに米子へ。

松江駅。



米子駅。



この旅の主目的は大阪ではなく、この米子でのサッカー観戦にあったのですが、試合開始の15時までは時間がたっぷりとありますので、まずバスに乗って皆生(かいけ)温泉へ行くことにしました。米子には昨年も訪れましたが皆生温泉は15年ぶりとなります。

朝から入れるところを探してこちらのお風呂へ。



昨夜は夜行バスの移動とあって入浴できませんでしたので、これでさっぱりしました。すぐ裏には日本海が広がっています。



入浴後には観光案内所でデジカメの充電をさせていただきながら休憩。再びバスで米子駅へもどりました。


この時点で試合のキックオフにはまだ時間がありましたので、またまたバスに乗って(降りてから15分ほど歩きましたが)、こちらへ行ってみました。



上の写真には写っていませんが、右手の方にあるネイチャーセンターにも料金を払って入ってみました。



職員の方によると、この日はあまり見えるところに鳥がいないとのことで、カルガモともう一種類(名前は忘れました)ぐらいしか、確認することはできませんでした。

ここでパンフレットを読んでみると、「米子水鳥公園」は平成7年に中海干拓事業に伴って造られたとのこと。秋から冬にかけては100種類ほどの、野鳥が観られるようです。やっぱり夏場じゃない方が良いんですね。


水鳥公園からサッカー場までは歩いて30分ほどと読んでいたのですが、その途中でちょっと寄り道をします。通り道にある「粟嶋神社」というのが気になりましたので。



本殿があるのは山の上ですが、まずは右側から山を半周して裏側へと行ってみます。

「八百比丘尼(やおびくに)」を祀った場所があるということなので。


八百比丘尼伝説というのは、人魚の肉を食べた女性が不死の体になってしまうというもので、ここだけでなく他の地域にもあるものではないかと思います。「はっぴゃくびくに」と読む場合もあるようですね。

下の写真の鳥居の奥には洞窟があります。不死の体になってしまった漁師の娘が、それを嘆いて籠った場所と伝えられているそうです。



私が八百比丘尼伝説を知ったのは、子供のころに読んだ手塚治虫の「火の鳥」でしたが、この記事を書くに当たって調べたところでは、最近人気の「妖怪ウオッチ」にも登場するようです。


せっかくなので正面にもどって山の上まで登ってみました。石段が足に応える・・・

運動不足もあるでしょうが、それよりも年齢のせいなのでしょうか(笑)



山頂の本殿裏にはしめ縄が張られている場所があり、「出雲大社遥拝所」とありました。

中海をはさんだ向こうは島根県、この先に出雲大社があるんですね。



2015・7・16