先日の大雪は石垣島も雪景色に変えました。
と言っても信じる方もいないことでしょう。タイトルからして「犬山の旅」ですからね。
愛知県犬山市にある野外民族博物館、「リトルワールド」へ行ってきました。
同じ市内には明治時代の日本の建築物を移築した「明治村」があるのは良く知られています。私も10年ほど前に行ったことがあるのですが、世界の建築物を移築、あるいは再現したこちらも気になっていたのでした。
とりあえずいくつか写真を紹介しておきましょうか。
「ペルー大農園領主の家」
「バリ島貴族の家」
「ドイツ・バイエルン州の村」
「イタリア・アルベロベッロの家」
「フランス・アルザス地方の家」
「トルコ・イスタンブールの街」
「アラスカ・トランギットの家」
リトルワールドでは、さまざまなところに本物を目指すこだわりがあります。たとえば「南アフリカ・ンデベレの家」の外壁。
あるいは(写真がありませんが)「ネパール仏教寺院」の内部を飾る曼荼羅。
それらは現地で実際に描いているひとたちを数十日にわたって滞在させて、同じように描いてもらったのだということです。
またそれぞれの施設ではその国の民族衣装を着ることができたり、おみやげものや、食べ物も売られています。
ちゃんとお店のなかに入れば、もっと凝った料理もあったりするんですよ。私は屋外で簡単に食べられるものしかいただかなかっただけで。
サ―ターアンダギーは4つありましたが、かじりかけのソーセージも同じく、写真を撮るのを忘れて食べてしまったんですね(笑)
最後に私が一番気に入った「西アフリカ・カッセーナの家」を紹介しておきましょう。
角型は男の家、丸型は女の家。土塀に囲まれた敷地内に十数個の家がひしめきあって並ぶ様はまるで迷路のよう。子供たちのみならず、私のようなオジサンも楽しくなってしまいます。ほとんどよつん這いになりながら、狭い入口から入ったりもしてみましたよ。
ちなみにここは3人兄弟とそれぞれの3人づつ(!)の妻たちの住居を再現したもののようでした。
出入館ゲートにいたのはいずれも外国人の女性。右のお姉さんはドイツの国旗の描かれた身分証を首から下げていたようでした。左のお姉さんはよくわからなかったのですが、「フランス・アルザス地方の家」にいたひとに似ていたような気が・・・
とても楽しくはありましたが、海外へ行ってその街を実際に歩いてみたいという思いが強くなった一日でもありました。
2014・2・13