FC町田ゼルビアがJ2で闘っていた2012シーズン、スカパーの中継を録画したものが20試合以上、我が家には保存されています。
毎年こんなに残しておくと、どんどんDVDがたまってしまうな、そう思っていたのですが惜しくて消去できなかったんですね。なぜかその後DVDは増えていませんが(笑)
そんなDVDのなかからホームで行なわれたFC岐阜との一戦をふり返ってみました。この試合には今季からゼルビアのユニフォームを着ることになった、李漢宰選手が先発出場していたからです。
彼は激しいマッチアップで顔面を叩かれたりしながらも、後半途中に交代するまで服部選手とともに中盤でゼルビアの攻撃を抑えていました。コーナーキックからのこぼれ球をシュートする場面もありましたね。ゼルビアにとっては幸いなことに、枠をとらえることはできませんでしたが(笑)
中継のなかで紹介されていたのですが、この日は李漢宰選手にとってJ2通算100試合目の出場であったようです。節目の試合を野津田で迎えていたんですね。
21位と22位で迎えたこの残留争い直接対決、唯一のゴールは後半から出場した勝又のアシストからディミッチのシュートで生まれました。ゼルビアにとっては、負けていたら2試合を残して最下位が確定していたという、崖っぷちの状況での勝ち点3でした。
李漢宰選手には広島での豊富なJ1出場経験があります。しかしそれと同じぐらい岐阜でのJ2の厳しい残留争いの経験も、われらがFC町田ゼルビアの力になるように思えるのです。
当時は敵であったとはいえ、あの苦しい一戦を戦った相手だと思うとなぜか親しみもわいてきます。そんな選手が町田にやって来ました。
FC町田ゼルビア 背番号6番 李漢宰
頼りにさせてもらいますよ。
2014・2・5