平日でしかも雨。同じ東京都とはいえ町田からは遠く離れた北区西が丘。
にもかかわらず、私が予想していたよりは多くのひとが駆けつけていたようです。FC町田ゼルビアのサポーターには熱心な方が多いようです。
日曜に沖縄でJFLのリーグ戦を闘ったばかりのゼルビア。先発メンバーはこんな感じでした。
すいません、うしろからで(笑)
修行・ユ・太田・平・柳崎
泰成・大士・真野・村上・向・南
控えには、千葉・高野・深津・パク・天野・翔太・杉本。
FC琉球戦に先発していたのは太田と大士のふたりだけでしたが、私にはこれでリーグ戦を闘ってもおかしくないぐらいのメンバーに思われました。もっと試合に出ていない選手を多く起用するという選択もあるかと考えていましたが、そうではありませんでしたね。
東京23FCに関しては、正直まったく知識がありません。東京には強い大学がたくさんあることは承知していたつもりです。しかし社会人については同じJFLの横河武蔵野FCを除いては、多少軽んじていた部分が無いとは言えません。いえ、それは私がであって、選手はもちろんそんなことは無いでしょうし、他のサポーターの方もそうではないかもしれませんが。
途中から来てろくに見てはいませんでしたが、横河がしっかりと3対0で第一試合をものにしたこともあり、ゼルビアもおそらく勝てるだろうと思っていました。違いがあるとすれば楽勝か辛勝のどちらになるかというぐらいに考えていました。
甘かったですね。
意外にも「いい試合」になってしまったと思いながら観ていた後半、抜け出した南がキーパーに倒されてPKを獲得。1対0の「辛勝」で終わるのかと思われましたが、相手キーパーが見事にセーブ。
後半から入った杉本はこの日もピッチを積極的に走り回り、ボールを奪ってはシュートに持ち込む。同じく後半途中からの翔太も駆けあがってゴール前にクロスを送る場面が見られました。
前半は私から近いサイドにいた村上が、よく走ってボールに追いついていたようにも思いました。
しかし雨の中での健闘もむなしく、ロスタイムに失点。そしてほどなくタイムアップの笛。ゼルビアの天皇杯への道は早くも断たれることとなりました。
終了間際の失点で勝ち点を落とすのはJ2にいた昨年は何度も見ましたし、JFLでも何度か経験したように記憶しています。しかしまさか下のカテゴリーのチームを相手にこんな結末があるとは・・・
試合後、メインスタンド側の知人にあいさつをするために東京23のサポーター席を通りました。
「おめでとうございます、がんばって下さい。」
そう言ったつもりですが、ほとんどの方には聞こえていなかったようでした。たぶん私の声が小さかったからでしょう・・・
2013・07・25