武蔵野陸上競技場、そのメインスタンドで試合に勝利した藤枝MYFCの小川巧、斎藤貴之の両選手が引き上げて来るのを迎えた私たち、FC町田ゼルビアのサポーター。
顔見知りのひとが多くいて、どうしても昨年までのことを思い出してしまいました。
ゼルビアと出逢ってからいつも、ひとりで観戦していた私。ひとりで行動するのが好きなので、特にさびしいとは思ったことはありませんでした。
しかしブログを始めてから次々と仲間ができて、勝っても負けてもメインスタンドで終わったばかりの試合のことについて楽しく話したものでした。
武蔵野のメインスタンドは、昨年までの記憶を鮮やかによみがえらせてくれました。
試合後には、子供だけでなく大人もピッチに降りられるようで、私たちも下へ行ってみることにしました。
昨年あった「試合後の選手とのハイタッチ」という企画ではいつもはずれていたため、野津田のピッチにも降りたことなどないというのに・・・
ゼルビアの選手には野津田のメインスタンドが、こんな感じに見えていたのだろうか、そんなことを想像していました。
小川、斎藤の両選手には一緒に写真も撮っていただきました。シャッターを押して下さった選手の方も含めてありがとうございます。(私は事情によりめずらしくカメラを持って行かなかったので写真が無いのですが)
近頃急に工事が進展しているように見える野津田競技場のメインスタンド、試合後にそこで私たちが出迎える来シーズンのゼルビアの選手たち。
彼らのユニフォームの袖には、どんなロゴマークが付けられているのか?
たとえそれがどんなものであれ、可能な限り野津田へ通いたいと思っているサポーターが、ゼルビアにはたくさんいるはず。もちろん私もそのひとりです。
ですが野津田のメインスタンドには、ゼルビアの試合を観たことのない市民(未来のサポーター)の税金も使われているのです。それを思えば簡単に落ちていいはずもありません。
ゼルビアの選手のみなさん、今シーズンを通じてあなたたちが試合前の整列時に向かい合ってきたスタンドには、マスコミや試合運営に関わるひとたちばかりで、誰ひとりサポーターはいませんでしたね。
でも来シーズンは違います。
試合前そして試合後に、どれだけ多くのサポーターがメインスタンドで選手に拍手を送り、また出迎えることになるのか。それはあなたたちのがんばりにかかっているのです。
出来うることならば、「Jリーグ20周年」のロゴをつけたあなたたちを、満員のメインスタンド、そしてバックスタンドとゴール裏で出迎えたいのです。
2012.10.27