ゼルビアが最後に勝利してから、ずいぶんと長い日数が経ってしまいました。その時の相手だった横浜FC、確か順位がゼルビアより下だったような気がするのですが・・・
この2か月の間に、両チームの成績は驚くほどに対称的。これがそれぞれの本来の実力であるのだと、そう言われてしまうかもしれませんが。
0対4
またしても敗戦。またしても無得点。
崇文のフリーキック、ディミのループ、ゴール前の混戦(誰?録画まだ観ていないので)でも2回、ポストやクロスバーに嫌われる場面が多々。
それらの中のいくつかが入っていたとしても、この日の試合結果は変わらなかったかもしれません。それでもその1点は今後のために大きなきっかけになっていたかもしれませんし、何よりホーム野津田での久しぶりの歓喜を呼び起こしたでしょうから。
今シーズンまだゼルビアのゴールシーンを一度も観たことがない、そんな方もいらっしゃるかもしれませんしね。
試合後、私の周囲では罵声、ブーイングといったものは意外にも聞こえることはありませんでした。選手があいさつに来た時には、むしろ激励の言葉が拍手の代わりに多く聞かれましたね。
ブーイングをするべきと考える方々はすでに帰ってしまったのか、それともショックで、あるいはあきれて声も出なかったのか。
私自身はブーイングを好みませんが、そういったこともチームを強くするために必要と言われると、一概に否定するのも難しいところでもあります。
選手への愛情がある批判はあってもいいのでしょうが、スタジアムにおいてどう表現するのが望ましいのかは私には判りません。
ただ、負けると観客席に殺伐とした空気がただようようなスタジアムにはなってもらいたくない・・・
大敗の後に起きた「町田ゼルビア」コール。ゴール裏に呼応するようにバックスタンドでも。
私もごく控え目にではありますがコールに合わせて手を叩きながら、ゼルビアがこの街にあって良かったと、そう感じていました。
強くあって欲しい、でも弱くても好きですこのクラブが・・・・
次節もホーム野津田競技場でのゲームですね。
雨の所為か思ったほど観客数の伸びなかった横浜FC戦ですが、できれば次はもう少し多くのみなさんが観戦に訪れてくださったらうれしいですね。
2012.07.03