深い想い |  うさぎおやじ日記

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 FC町田ゼルビアのことなど、気の向くままに

取引先の方などから電話で、あるいは対面して呼びかけられる時、私の会社の名前はしばしば省略されることがあります。ここに社名を書いても誰も知らないと思うのであえて書きませんけどね(笑)


初対面の方と接する場合であったり、正式な場であれば略さずに書いたり名乗ったりするのでしょうが、日頃は私自身も略してしまうことがありますし、当然相手から略して呼ばれても特に気にしてはおりませんでした。


そんながさつなところのある人間ですので、このたびJ2クラブとして新たなシーズンを迎えることになった「FC町田ゼルビア」の酒井良選手の「FC」の文字,「FC町田」というチーム、に込められた深い想いに気づくことはありませんでした。

先ほどの会社名の例えで言いますと、「FC」は「(株)」みたいなもので通常はつけなくて当然というような意識がありました。


町田の精鋭を集めた少年サッカーチーム「FC町田」が成り上がって、その末に現在のJ2クラブとしての「FC町田ゼルビア」があるのだという酒井選手のことば、かつてそこで実際にプレーをし、いくつものチームを経てこの町田に帰り、昇格のために尽力してきた方ならではの説得力があるものです。

クラブの歴史について多少の知識はあっても、それを実感してきた者でなければなかなかそこまでの想いには達することはできないのではないでしょうか。


多くのJリーグクラブの場合、まずトップチームがあり、しかるのちに義務ずけられているユースなどの下部組織を整備していくという順番かと思われますが、少年サッカーチームからスタートしてついにはトップチームがJリーグに参入を果たしたという町田のケースはまさに酒井選手の言われるとおり「どこにもマネできない」ものなのでしょう。


今から40年近く前、私も町田市内の小学生としてサッカーチームに所属していたこともありますが、半年ほどで(もっと短かったかな?)やめてしまい、以後大人になるまでサッカーとは無縁で生きてきました。

町田の少年サッカーが強いと知ってはいても、それがどのくらいのものなのか、他の地域でどれほど知られているのか、よくわかってはいませんでした。灯台元暗しと言いますか、彼の世界において町田の知名度が全国的に高いと知ったのはずいぶんのちになってからのことです。


そんな私ですが、どういう縁からか応援することになった地元のクラブ「ゼルビア」に「町田」をつけて表記する時にはなるべくきちんと「FC」までつけるようにしようかと、今さらながらに思っている次第です。

とはいうものの、前述したとおりのがさつ者ですので「FC」をつけ忘れることも多々あろうかと思いますけど・・・



追記 テーマのところに「FC」がついていませんね。今までのをすべて一括して変更する方法が無いみたいなので、ここはそのままでいこうかと・・・


2012,02、19