「朝のリレー」 by谷川俊太郎 ちえみさんに、この詩をプレゼントしますね。



カムチャツカの若者が
きりんの夢を見ているとき
メキシコの娘は
朝もやの中でバスを待っている

ニューヨークの少女が
ほほえみながら寝がえりをうつとき
ローマの少年は
柱頭を染める朝陽にウインクする

この地球では
いつもどこかで朝がはじまっている
ぼくらは朝をリレーするのだ
経度から経度へと
そうしていわば交替で地球を守る

眠る前のひととき耳をすますと
どこか遠くで目覚時計のベルが鳴ってる

それはあなたの送った朝を
誰かがしっかりと受けとめた証拠なのだ



…朝が巡っていくように、星空も巡っていきます。
ちえみさんの星が、お友達の星へ、経度から経度へと、バトンが渡されていくのだと思えば、ペンダントの星の輝きは、ちえみさんの心を照らすでしょう。


                           from 十一月うさぎ



上記は、当ブログ読者のちえみさまのブログに書いた、わたしのコメントです。

但し、詩は一部抜粋して、この地球では~地球を守るの部分のみ、書きました。

当ブログでは、詩の全文を引用しました。

ちえみさまのブログ内容は、海外から遊びにきたお友達(女性)が帰国してしまって、ちえみさまが悲しんでおりました。

お別れの際、ガラスの星のペンダントを、お揃いで買ったそうです。

以下、ちえみさまのコメントのお返事です。

こんばんは。十一月うさぎさん。

素敵なプレゼントをありがとうございました。
何度も何度も読み返しました。
読みながら、たくさん涙が零れてきました。
でも、それは不思議と悲しい涙でなく
優しい気持ちになる涙でした。

ありがとう。うさぎさん。



皆様は、これをお読みになって、どのような感想をお持ちになったでしょうか?

わたしは、この詩の 『経度から経度へと』 という部分が好きです。

なので、海外のお友達という事で、この詩を引用しました。

わたしは、某サイトの掲示板の影響で、長文を書く癖がついていました。

でも、短文に込められた想いは、見えない部分に、人の想像力を増加させます。

わたしの文章も、ちえみさんの文章も、短文ですけど、お互いに込められた想いは、

想いを全て吐き出して書く長文に比べますと、趣きが違うと思います。

全てを書くのではなく、読み手に考えてもらう為に、美しい日本語の短文にする努力をしたいものです。

某サイトの掲示板わたしへの攻撃、これからも続くでしょう。

ですが、以前はお世話になったサイト様です。

静観させていただきますね。

原因がわたしにあるとはいえ、3ヶ月も経て、何度も上がってくる例のスレッド。

わたしの疑問掲示板のレスの書き込みだけ削除する事は簡単なこと。

でも、わたしは、そんな卑怯な真似はしません。

わたしの書き込みを2000人の人が読み、嘲笑する人もいるでしょう。

でも、わたしは、耐えます。

例のスレッドが、上に上がってきても、下にわざと下げるような卑怯な行為を、わたしはしたくありません。


わたしは、そんな卑怯な人間にもなりたくないし、弱い人間にもなりたくないです。


追記:

某サイトでは、このブログを読んだ常連と管理人による皮肉を込めた文章が、某サイト掲示板にUPされました。