ブランディング・パラノイア(718)海の活力 | うさばなし

ブランディング・パラノイア(718)海の活力

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仕事がいっぺんに来た。
もちろん、ありがたい。
神様、感謝。
でも、本当にカタマリで来た。
ひとり仕事の限界を知った。
毎日こなした。
がんばりを見せました。
最初、肩や腰が痛くなった。
左腕が上がらなくなった。
次は胃に来た。
ほぼ胃痙攣の痛さ。
だんだん薬で、ごまかせなくなった。
これはいけない。
一日、PCを見ない日をつくろう。
東京を出よう。

房総、富浦にヨットを持っているマサルくんがいる。
乗せてもらうことにした。
ベテラン・スキッパーの山口さんについてもらった。
出航前に、水を運ぶ。
バッテリーを運ぶ。
どっちも小さい割りにずっしり重い。
ヨットに渡るハシケは単なるぶ厚い発砲スチロールだ。
はじに乗れば海に落ちる。
必死。
だんだん楽しくなって来た。
こういうのは、何年ぶりか。
いかに身体を使っていないか。
男三人でやる体育会系の男の子遊び。
こりゃあ、楽しい。

沖に出た。
風が無く機走する。
案外スピードが出る。
波は静かだが、ヨットが上下して波をたたく。
バランスを常にとっていなくてはならない。
これが、また、楽しい。
だんだん元気になって来た。
気が付いた。
海が活力をくれているのだ。
30-40分走って、保田の桟橋につなぎ、食堂に行った。
ゆっくりメシを食った。
帰りは帆走。

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雨がやってきた。
これさえ、気持ちがいい。
ヨット用のラックから内側のセーターに沁みてきた。
何故かわからないが、楽しくて笑いがこみ上げる。
肩のしこりが無くなった。
左腕も痛くない。
雨の中を富浦に戻った。
山口さんと別れた。
海の男はかっこいい。
都会の俺は、かっこ悪い。
だめじゃん。

それにしても身体が冷えた。
マサルくんが、誘ってくれた。
立ち寄り湯に行きましょう。
おう!最高。

写真上。マサルくん自慢のFALCON号。
半分沈んでいた船を引き上げ、修理してここまできれいなヨットにした。
すごいねえ。
写真下。赤がスキパー山口さん。グローバルのヨットの会議にも出席される大ベテラン。
34フィート級(10m)のヨットをお持ちです。Tateyama Marine 0470-23-5746