ブランディング・パラノイア(472)カバン | うさばなし

ブランディング・パラノイア(472)カバン

うさばなし
僕は鞄好きである。

友人に靴フェチがいる。
一度も履いたことのない靴を何足も持っているそうだ。
彼はコレクターではない。
いつか履くつもりだそうだ。

僕はそこまでではない。
使うためにしか買わない。

写真は最近、買ったもの。
財布や携帯電話などのほかに文庫本が一冊入って、肩から背負えるものを探していた。
なかなか気に入ったものがなかった。
見つけたものは、たまたまイタリア製だった。
Daniel&Bobとある。
初耳。
ブランドの確認はするが、僕自身はネーム買いはしない。

紡錘型でそこが少し広がっている。
だから、鞄が立つ。
新幹線の切符を買うときなど、カウンターに載せると立っている。
これだと忘れる心配がない。
よく出来たデザインだ。

先日、名古屋の実家に帰った。
おふくろが見つけて、「それいいデザインだね、どこのカバン?」と聞いてきた。
84歳のばあさんにしては、目ざとい。