ブランディング・パラノイア(469)ブランディング・アイデア | うさばなし

ブランディング・パラノイア(469)ブランディング・アイデア

うさばなし
散歩に出た。

吉祥寺のおしゃれな通りを抜けていくと左手に公園がある。
公園と言うより野っぱらである。
最初見たとき、すごくなつかしかった。
僕が子供のころは、野原や空き地があちこちにあった。
子供の遊び場だった。

この野っぱら公園は市民運動でこのカタチに残したと聞いた。
立て札があった。
これは防災拠点でもあることがわかった。
通信施設や水ほかの備蓄などさまざまな機能を持っている。
おや、すばらしい。
見たところそんなものが、隠されているとは誰も気づかない。
みんなくつろいで、遊んでいる。

僕たちの仕事で言えば、ブランディングアイデアは「防災拠点」である。
防災拠点を作りたい。
でも、作り方はいろいろある。
この作り方とは、クリエイティブアイデアのことである。
コンクリートの集会場にしたり、
単なる味けない防災広場にしたり、
あるいは消防署でもいいかもしれない。
「防災拠点」をどう表現するか。
100くらいのアイデアは簡単に出るだろう。

そのなかで、こういう野っぱらを選んだ。
みんなが喜んでいて、いざという時には役に立つ。

やるじゃないか。