沈黙の兵器 VOL3 ゲームの理論 | 不幸のブログ 

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三次元と四次元の狭間 に関しての記事と生命の科学と宇宙の法則
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沈黙の兵器 VOL3


今日はコーヒーブレイクのつもりで

読んで頂ければ良いと思います。


社会統制システムに利用される手法として

ゲームの理論の応用と言うものが使用されていそうです。


ゲームの理論は難しいので私は触れられませんが

太田さんの著書沈黙の兵器の引用によれば


利害が対立する集団の行動を数学的に捉えた理論で

ゲームの際のプレーヤーの行動様式をモデルにしたことから

「ゲームの理論」と呼ばれる。



経済や軍事の行動分析に用いられるこの理論の創始者の一人は

原水爆開発プロジェクト「マンハッタン計画」の数学顧問をはじめ

原子力・核兵器・大陸間弾道弾開発・製造の顧問だった

ハンガリー系ユダヤ人ジョン・フォン・ノイマンであった。


という事のようです。


例えばチェスで相手の次の手を予想してこちらの手を決めるなど

利害の対立する相手との関係で


自分の行動を相手との関係で決定して

結果的に相手の行動をも誘導するような理論とでも言うのでしょうか。


これはお互いが戦っている同士の間で利用される事が本当は前提でしょうが

もしも”見えない戦争”に使用されると一体どんな事になるのか?


勿論そこでは相手は戦いに気が付いていないわけですから

より効果的に且つ一方的なゲーム展開が予想されます。


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それを現実に具体的に使用するとどんな手法となるのか?


単純な具体例で簡単に説明してみます。


例えば、戦っているのは私と闇政府だとします。


そして無力で無自覚の私に対して

奴らが一方的にゲームを仕掛けたとします。


そしてその目的は

諸星の所持金をゼロにする事だったとします。


(私は元々とられる金は持っていませんが)


でも彼らがいきなり私のところにやってきて

いきなり「金を出せ」と包丁でも突き出せば強盗になりますし


かと言って「金をくれませんか?」と言われても

私がおとなしく金を出す事はないでしょう。


それにそれではゲームにはなりません。


そこで彼らはそんな理論を使用して一工夫するわけです。


諸星から金を出させる事を目的に

それに対しての誘引となる手を考え


それを一手一手実行し

最終的に目的を達成するように誘導しようとするのです。


一つ一つの要因は独立していても

結果としては諸星の所持金を無くせば良い。。。


つまり直線的に目標を達成する事が困難である事象でも

いくつかの仮定を経て、気が付くと当初の目的を達成している、


そんな方法をとれば

一見困難な事でも容易に誘導できる事もあるわけです。



このチャートを見て下さい。

太田さんの著書の中からの引用です


 

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例えばここには1から9までのマスが描かれています。

”起点”は現状を示し

それから上方に進む事は現状よりも本人にとってプラスの状態


下方に進む事は現状よりもマイナスの状態だと

考えて下さい。


そして1番には現状が

9番には最終目的が入ります。


そして今は1番にいる私を最終的に9番へと私を誘導することが

彼らの目的となるわけです。


例えば
諸星が1億円持っているという状況(ありえない夢です)があって

それを闇政府が全額使わせようと言うのがゲームの目的だとします。


この場合①には諸星が一億円持っているという現状が入り

⑨には、諸星が一文無しになるという結果が入る事になります。


勿論手っ取り早いのは①→⑨というルートですが

いきなり私を無一文にするのであれば

それこそ金を盗み出すか強盗でもしなければ無理です。


其処には私にお金を出させると言う誘引が

存在していないからです。


勿論そんな強引な事をしたのでは沈黙の兵器にはなりませんし

彼らの存在を知られてしまいます。


でもそれが無理でも

目的が私から金を吐き出させる事であれば

一手一手私を誘導していけば

最終的に彼らの目的を達成するための手段はいくらでも存在するのです。


 

例えば上の表の番号に併せて

彼らの打つ手を入れていきます。


例えば私が彼らの策略に嵌ったと仮定しての話ですが

具体的にはこんな感じです。


①諸星が一億円持っている



②そこに美女が現れ私に色目を使ってきた+



③其の美女に惚れて有頂天になった+



④ついつい夢中になって付き合いだした



⑤気が付くとついつい貢いでいた -



⑥美女が妻に私と別れてくれと直訴した-



⑦浮気が妻にばれた-



⑧離婚され、慰謝料を請求された-



⑨一文無しになった



勿論この場合は

彼ら闇政府が得をするわけではありませんが

私に金を出させると言う目的は達成する事になります。


(勿論これはあくまで冗談ですが)

勿論今の私にはハニートラップは効かないので

このような手法は現実には私には通用しませんし


結局は彼らの誘導はこのチャートの途中で止まることになりますが

もしも私がまんまと嵌ればこういう誘導が可能であると言うことです。



今度は同様に、社会統制システムを利用して闇政府が

一般人から同様に金を巻き上げようと考えたとします。


①平穏に暮らしていて預金も持っている中流の一般市民 



⑨有り金を吐き出させる


と言う流れは勿論私の例同様に無理ですが



でも其処に外部からの働きを繰り返し仕掛けることで

一部の国民に対してはそれを実現する事も可能なのです。


株式投資を思い起こして下さい。


バブル景気が多くの国民の懐を暖かくして

その結果日本でも多くの一般株式投資家が生まれましたし

素人が不動産で儲けるような事もありました。


つまり元々は株式投資などに縁のなかった日本人までもが

その魅力に取り付かれる事となったわけです。


勿論其の影にはバブル景気が

多くの人々に豊かさを持たらしたと言う要因がありますし


株式投資をして儲ける事が出来た多くの人間が居たという

実績も一般投資家を増やす理由となりました。


「私儲けたのよ。貴方もやってみない?」

こんな環境が新たな投資家を生んだわけです。


でももしもこのバブル景気が

実は一般庶民や日本企業から金を巻き上げるための

彼ら闇政府の第一手であったとしたらどうでしょうか。。。


彼らは実質的に金融市場を動かし続けています。

それを一般庶民に対しての誘導として利用すれば

どんなことが出来るかと言う例えです。


①平穏に暮らしている預金も持っている一般市民


②バブル景気で所得も上がり貯金も増加する+


③株式投資で預金を増やす事に成功し所有不動産も価値が上がる+


④調子に乗って投資を続けるもバブル崩壊で株式で大損して資産を減らす事となる


⑤バブル崩壊の影響で持っていたマンションの価格も下がる


⑥下げ止まらない暴落にマンション売るも大損失


⑦景気回復を信じて再び株式投資に走る


⑧リーマンショックで一気に損失を膨らます


⑨金を吐き出して預金がなくなった



つまりは目的を達成するにしても一気に誘導する事は無理でも

いくつかの要因を与える事で結果的には当初の目的を達成する。。


そんな手法が考えられるわけです。


よく悪徳商法で一旦は少ない投資金額で儲けさせた振りをして

その後大量の投資をさせてはその全額をパクルという詐欺がありますが


あれも当初にプラスの要因で誘導して信用させて置いて

結果的には金を騙し取ると言う手法です。


そしてこれは人々の意識だけでなくて

人々の意識の総意としての社会環境要因も

こんな簡単な誘導で変えてしまう事も可能かと思います。


このような手法を社会のありとあらゆる場面で繰り返すだけでも

人々は無自覚のうちに特定の方向へと誘導される事になるのです。


そして誘導された人間達は更なる誘導へと導かれる。。。。


勿論もしも人々がその手法に気が付いたなら

人々はその一連の行為を陰謀とか策略と呼ぶでしょう。


でも勿論誰もその存在に気が付くことはありません。

だからこそ静かなる戦争であり、沈黙の兵器なのです。