キリスト教とユダヤの神 (大田さんに学ぶ その12) | 不幸のブログ 

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三次元と四次元の狭間 に関しての記事と生命の科学と宇宙の法則
について語ります。


今日二つ目の記事です。



実はこの記事は一年前に書いた記事であります。


ブログ記事の中にはそんな記事が未だ40個ほど残っていて


記事が書け無いような時のためにも、

私の記事の内容が偏った時のためにも使用しているのです。






太田さんの著書


いま、日本が危ない(株)日経企画出版局


からの久々の引用です。


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日本人がユダヤについて殆ど何も知らない、無知同然なのは

ユダヤ教とキリスト教、イスラム教の、延々と続く参列な相克、対立、

闘争に巻き込まれた民族の経験がないためであって

やむを得なかったのです。


ユダヤとキリスト教、イスラムについて

ごく表面的なありきたりの知識なら日本人も少々は持ち合わせています。


しかし、本当の所、こんな知識(常識)は何の役にもたたないのです。


ユダヤ教(ユダヤ民族)問題は

一転、二転、三転し更に四転、五転と限りなく変転し

その真相は表面からは全くうかがい知ることのできない

極秘のとばりに隠されています。


しかし、順序だてて筋道を追って行けば

真実を知る事は不可能ではありません。


そしてそのための第一の鍵は、世界中の誰もが知っている、

ユダヤによるイエスの殺害です。


15億人の信徒を持つキリスト協会の起点が十字架上のイエスの死刑なのですから

およそ人類の歴史上これくらい有名で重大で、

光を放っている事件はないでしょう。


そして四福音書によればイエスが当時のユダヤ教、

の指導層(パリサイ派)を凄く批判したので

パリサイ派指導部はイエスの殺害を合図とし

ローマの官憲に迫って、犯罪人として殺させたとされています。


従って誰もが見てもユダヤ教(パリサイ派)がイエスの詐害の

主犯なのです。


パリサイ派はイエスを殺したのみならず

イエスを信じるものたちも迫害し

イエスの教団をこの世から抹殺すべく全力を尽くしています。


歴史に有名な古代にして帝国の「暴君ネロ皇帝」による

キリスト教徒大虐殺も

実はネロの宮廷に深く浸透したユダヤ教徒の宣伝先導の結果なのです。


このような体験を経た後、初期キリスト教会は

「ユダヤ民族は神の選民から悪魔の民に変わった」

と断言したのです。


ユダヤ人は主イエスと己が預言者たちを殺し

また我らをせめて逐出せり。

彼らは神の心に合わず、且つすべての人に忌まれたり


と新約聖書に記されているではありませんか。


また、イエス自身も、

「汝等(ユダヤ人)己が父なる悪魔より出づ

また父の欲を行うことを好む」


と解いています。

ユダヤの執拗な迫害にもかかわらず、

キリスト教がローマ世界に広がってゆくと

ユダヤは旧約聖書を偽造して

イエスの教えを捻じ曲げてキリスト教会の中に

ユダヤ教の毒を注入する策に出てきました。


偽装改宗してキリスト教会の中に潜入したユダヤのスパイもいたでしょう。


つまりキリスト教会の2000年近い歴史は

そもそも最初の時からユダヤ教徒の

生死を賭けた闘争の連続であったのです。


この闘争は、キリスト教の側の

連戦連敗であった、と言わなければなりません。

そしてついにキリスト教の総本山にして

カトリック教会が降りるときがやってきました。


それが1962年から65年まで開かれたカトリックの第二バチカン公会議です。


この公会議は、反ユダヤ主義を宣言する

著しく親ユダヤ的な宣言を百余票対88票で可決してしまいました。


ローマ、カトリック教会では

「公会議」は1900年余りの歴史で、百年に一日とか

300年に一日とか言う尺度でしか開かれて居らず

その権限は法王(教皇)よりも強く聖書をすら超えるものだそうです。


第二のバチカン公会議でついにユダヤパリサイ派はイエスと

その使徒たちを打ちのめすことに成功した

事実上、ユダヤがキリスト教会を従属させてしまったとも言えるのです。


シオン長老の議定書には

キリスト教的世界観が完全に崩壊してしまう迄にはもう数年しかない

我々は法王庁の最も奥の間までも入り込み

法王の権力を完全に覆すまではそこを去ることはしない


と書いてあります。

この言葉が書かれたのは今から100年前です。

この100年の間にユダヤはひたひたとキリスト社会の内部深くに

浸透し、ついにバチカンの最深部を占領するに至った

といわなければなりません。


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キリストの教えの原点はユダヤ教の批判にあります。


イエスはユダヤ教の唱えていた選民思想とその神のあり方を否定し

当時のパリサイ派といわれるユダヤ組織を批判したために

彼等に罪人扱いをされて、その後捕らえられる事になります。


そして処刑された。


つまりイエスを殺害したのは

パリサイ派と言われるユダヤ教徒であったわけです。


そんなイエス自身も実はユダヤ人。


しかしながら彼はユダヤ人の思想の中心となっていた

ユダヤ教の神の神性を疑い,


当時のユダヤ教パリサイ派の人々の選民思想を誤りとし

それを批判したわけです。


今の世界においてもありがちな話なのは

特定の宗教を崇拝している人間達にとっては


自分の信仰する神こそが本当の神であり、

宇宙の真理であると信じている事です。


そしてその神を批判するような人間は彼等にとっては悪魔も同然。


宗教批判をする人間は宗教組織に迫害を受ける事もあるかもしれません。


そして困ったことに信仰や宗教のすべてが正しいものであるわけがなく


殆どの場合は人為的に作られた

間違った神や人間を信仰しているようなものだったするわけです。。


宗教と言うものは一体何なのか?


恐らくはそこが全ての宗教問題の原点となっていると思います。


例えばユダヤ教が起こった一番のきっかけは

恐らくはユダヤ民族が置かれた過酷な環境だったと思います。


国家が栄えては滅んでいく過酷な環境の中で

常に脅威となる隣国が存在し


時にはそんな隣国に奴隷のごとく従属させられながらも

自分達の民族性を意識し続けた。


そんな環境の中で、自分達の心の支えとなるようなものとして作り上げられたのが

恐らくは一神教として唯一絶対神とされているヤハウエ(エホバ)の存在。


他民族には厳しくユダヤの民に関してはとても寛容で、

いけにえを出し供え物をすれば其の神は彼等を守ってくれるわけです。


そして其の神を中心とする世界は

ユダヤこそが神の子供であるという価値観がまかり通る世界。


その世界ではユダヤこそが王であり支配者なのです。


”死後もユダヤの民は神に選ばれた人間として

神の王国で生きることができる。”


全ては彼等が自分達を励ますため

過酷な環境の下で精神的に負けないための心の支えとしての

神だったのだと思います。


多くの宗教毎に神の性質は異なっていますし

宗教は時には国家の管理のためにも利用されてきました。


中世では特定の宗教が国教とされた国も多くありますし

其の信仰を持たせる事で管理支配を容易にした。。


民の不平不満を別の方向へ向けさせるためにも

宗教は利用されました。


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ユダヤパリサイ派の流れを引く人間達は
目に見えないカルト集団と言えそうです。


なぜなら、その多くが通常は自分の信仰を隠しながら

一般人として生活をしてはいますが


心の中では選民思想を持ち続け

聖書にあるユダヤの血による神の救済を信じていて


その上にタルムードなる、他の人間を奴隷のごとく書き記した
聖典をも信仰し続けているからです。


世界にはシオニストと言われる人間も数多いと思いますし

彼らの多くがユダヤの血を引いていない人間達である事は良く知られています。


そしてアシュケナージと言われる自称ユダヤ人の殆どは

ユダヤの血を引いていないと言われていますが


私に言わせればユダヤの血を引いた人間がその中にいたとすれば

それはそれで大きな脅威となりそうです。(ロスチャイルド)


聖書やタルムードの教えと言うものが絶対と信じるならば

ユダヤの血を引く熱心な人間は

その教えの通りの意識を持って生きている。。。


それは自分達こそが神に選ばれた人間で

自分達のために他の人間達(ゴイム)は生きていると思い込んでいるからです。


そして、もしユダヤ民族の血を引く人間が巨悪のユダヤ教徒の中に存在すれば

同じユダヤを名乗る人間であってもその血を引いていない人間は

彼等にとってはゴイムでは無いかと想像できます。


言ってみればシオニストと言われる人間達は

本当のパリサイ派ユダヤ人にしてみれば

ユダヤ教を信仰していようと結局はただのゴイム。


彼等の尊ぶユダヤの血が入っていないからです。


そんな人間達を彼らユダヤの血を引く人間達は
どうするつもりなのでしょうね。



世界中の民族の中からDNA鑑定でユダヤの血を引く人間を

探していると言う彼等のその熱心さは血への徹底した拘りのなせる業だと思います。


と言うことでユダヤの血のないユダヤ教徒は実はまとめてただの家畜。。。


同胞を装い、時には利用し時には迫害し利用してはいますが

それは彼等が実はシオニストをユダヤ人と認めていないから。。


もしかしたら裏ではそんな事情もあるのかもしれません。


一方、逆にユダヤの血を引くユダヤ教徒は

昔ながらの教えに忠実に従っていて

シオニストが暴走しているという可能性も考えなければなりませんが。。


シオニストはある意味カルトだからです。



そしてその人間達の本音は

ごく少数の人間で残りの多くの人間を支配するために

多くの人間をだまして利用すること。。


そして今世界中で利用されているのが

その聖典に毒をしっかりと混ぜられたキリスト教。


世界中に一番多く存在しているのがキリスト教徒ですから

それを利用する事は自分達の計画を実現させるために一番の近道であり


自分達の憎むべきキリストを慕う人間を利用し

実はユダヤの神を拝ませていると言うその事実に


自分をこの地球の王であると信じている彼等は

満足しているのかもしれません。


ユダヤ人たちは心の底では

キリスト教徒を憎んでいるのです。

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ユダヤ教がキリスト教をまんまと手に入れる事になった近代の出来事として

太田さんは、第二バチカン公会議をあげています。


実はこの会議では

キリスト教徒である人間達が

イスラム教とユダヤ教の人間も

同じ神を信仰する人間であると認めた会議でもあります。


つまり、ユダヤ教の神も、キリスト教の神もイスラム教の神も

皆同じ神であると言うことを明言したある意味画期的な会議でもありました。


そしてこの公会議の決定力は

バチカンの教皇の決定よりも重きを置かれるものであるとされていますし

その重要性も高いもの。


拠りによってその会議で

ユダヤ教の神とキリスト教の神は

同じ神であるという事を認めた結果になっているわけです。


イスラムもユダヤもキリストも皆神は同じ。。。

だから皆争うことなく平和に生きていきましょう。


それが目的であれば言うことは無いのですが

考えてみればユダヤの神がキリスト教の神であり

そしてイスラム教の神であるといっているわけですから


ユダヤメーソンにしてみればしめたものです。


自分達の神を世界中のイスラム教徒と

キリスト教徒が拝む事になる。。


そう考えれば彼等は笑いが止まらないでしょうね。


そして一方そのあるべき教えをすっかりと変貌されてしまったのが

イエスであり、マホメットだと思います。


イエスはユダヤ教を誤りだと批判した人間


それが自分が死んでからその教えは歪められ

ましてそこにユダヤの毒を混ぜられて

キリスト教の全身に毒が回ったようなものです。


マホメットにしても

旧約聖書・新約聖書の記載から

教えの間違いに気がついて自分なりの主張をしたわけですが


結果的に公会議の席で否定したユダヤの神と

イスラムの神は一緒であるとされたわけですからとんでもない話でしょう。


本当の神と言う概念ではイエスの神もマホメットの神も

一緒だと思います。


神なる存在がいるとすれば、それはこの全宇宙の意識そのもので

この宇宙を作った意識そのものでもあると思うからです。


そしてその神なるものは全ての生物に平等であり

特定の人間を贔屓するような存在ではないはずです。


そう考えたからこそ

イエスもマホメットもユダヤ教の神を批判した。


でもその批判した神がいつの間にか

自分達を慕ってくれる信者の信仰の対象に

すりかえられてしまったのですから今頃は嘆いていることでしょう。


そして一方ユダヤ教徒は

自分達の神をキリスト教の神であり

イスラム教の神であると思い込ませることができたのですから

これ以上の手柄は無いわけです。


そして太田さんの言うとおりユダヤは

キリスト教徒の総本山とも言えるバチカンをも蝕んでしまった。。



そう見るのが正しいと思います。


争いを認めないイエスの教えを信仰している人間が

いまだに戦争をしている事実が全てを物語っていると思います。


そして戦争を容認するそんな国柄を見ていれば

アメリカそしてキリスト教徒が

どれほど彼等ユダヤに犯されているかも想像がつきます。



戦いを容認する神

えこひいきをする神

生贄お供えを要求する神。


そんなものは人同様不完全な存在であって恐らくは悪魔です。



そしてユダヤと同じ特権階級になるためにとユダヤ教に改宗しようが

結局は彼等の奴隷であるべき一般のゴイム。


でもそんな人間も世界中には大勢存在してそうです。



ユダヤ教の神は本当の神ではありえない。

クリスチャンには先ずはそれを認識する所から初めて見てもらいたいと思います。



そうすれば旧約聖書をもまとめて聖典としているキリスト教は

実は其の教えが歪められていると言う事も理解できるようになるかと思います。