ツインズ西岡剛、愛娘せなちゃん(字は未定)に捧げるタイムリーツーベース！（テレビ中継映像より）
今季初対戦となるホークス先発の和田に対し、昨日3安打の里崎を6番に上げ、下位打線を清田・南竜介・渡辺正人で組む対左腕用オーダーで臨むマリーンズ打線。(岡田以外は右打者を揃えるこの打線、和田を投げやすくするだけなので自分は賛成しかねますが・・・)
一方のホークスはマリーンズ先発の大谷に対して昨日と全く同じオーダー。大谷はホークスとの前々回のここでの対戦では4回8安打4失点も、前回のマリンでは9回途中を7安打1失点と好投しており、このプロ最長イニングを記録したマリンでのピッチングの再現を期待したいものです。
奇しくも早稲田大学の先輩後輩対決となった今日の試合、マリーンズは内角をクロスファイヤーでグイグイ攻める和田のピッチングに手も足も出ず、序盤1、2回で4三振を喫する情けないスタート・・・
先頭の川崎を四球で出した事から招いた初回の1死二塁のピンチは切り抜けた大谷でしたが、四球で出した松田の盗塁を刺して2死無走者となった2回裏、フルカウントから高めに入ってしまったスライダーをオーティズにレフトスタンドに運ばれ、1点の先制を許してしまいます。
4回裏も1死からの2本のヒットによるピンチを切り抜け、ここまで1失点で頑張っている大谷、今日は追い込んでから苦労する事が多く、4回を投げ終えて83球と球数は多め。
4回までは和田の前に6三振を喫してパーフェクトに抑えられていた打線がようやく反撃に転じるのは5回表、この回先頭のカスティーヨが詰まりながらもセンター前に落とすこの試合初ヒットで出塁すると、1死から里崎も続き一二塁。しかし後続の清田・南竜介が倒れ得点には至らず・・・。
そして0-1のまま迎えた大谷にとっては鬼門となる6回裏、この点差ならこの回を凌いでくれれば7回からは敢えて勝ちパターンの継投に入ってもいいだろうという思いで見ていましたが、先頭の内川にヒットを許すも、松中を三振、松田を井口の好守でセカンドゴロダブルプレーに打ち取り見事にQS達成！
ランナーが出ると緩いカーブが投げ辛くなり、投球の幅が狭くなって苦しくなる感じで、逆に言えばカーブを投げている間は動くボールとの緩急がつくので安定感がある印象を受けました。そして苦心の投球ながらも先輩の和田を向こうにまわして強打ホークス打線を5安打1点に抑えるナイスピッチングだったと思います！(この時点ではこれで降板すると思っていました)
すると7回表のラッキーセブン、ほぼ完璧な投球ながら味方の援護が1点しかないというプレッシャーを感じているであろう和田を捉え、四球の井口を一塁に置いてカスティーヨがセンターオーバーのシングルヒットを放ち(あの当たりで二塁に迎えないアチャの足の状態は実に痛々しいです・・・)無死一三塁とすると、
「アチャを歩いて還させてやるんだ！」とばかりに難しいインローのスライダーを完璧に捉えた今江の打球はレフトスタンド一直線！
今江のレフトオーバー逆転スリーラン！
(2B1S・127kmスライダー＝和田)
レフトスタンドのコールに応える今江！
ゴリスマイル炸裂♪（以上、テレビ中継映像より）和田のここまでの状態の良さから考えれば今江の起死回生と言っても過言ではない逆転スリーランが飛び出し3-1と大逆転！
6回で110球を越えた大谷は予想に反して7回裏も続投。こうなるとランナーを貯めた状態で継投に入る事だけは避けて欲しいと思いながら見ていましたが、大谷は2死から長谷川にヒットを許すものの最後の力を振り絞ってこの回を抑えると、8回裏はロサが2死から内川にツーベースを打たれるも4者凡退、9回裏の薮田も2三振を奪う力投で4者凡退にとって試合終了！
7回裏1死、大谷はオーティズを2B2Sから118kmカーブで空振り三振！
8回裏2死二塁、ロサは松中を0B2Sから142kmのフォーク(握りはチェンジアップにも見えます)で空振り三振にとりピンチ脱出！
9回裏1死、薮田は多村を1B2Sから133kmフォークで空振り三振！
そして9回裏2死一塁、薮田は長谷川を0B2Sから147km直球で見逃し三振にとり試合終了！
大谷はこれで3勝目！通算防御率も堂々の2.49！（以上、テレビ中継映像より）
打線は吉川・金澤というホークスリリーフ陣にも完璧に抑えられ、5回と7回以外は3人ずつで抑えらヒットも僅か4本というお寒い内容も、今江の一振りで試合をひっくり返して大谷が先輩の和田に投げ勝ちました！
これでホークスとの対戦成績を5分にして40勝到達、更には5割復帰にも一向聴！(イーシャンテン、麻雀用語でリーチのひとつ前の事です♪)
今日は全国的に猛暑で熱帯夜必至ですが「心頭滅却すれば火もまた涼し」(違うか？)、このまま気持ち良く眠りにつけそうですね♪
そして明日の先輩後輩対決第2弾は東洋大学編、大場翔太対上野大樹！
連夜の下克上をその目に焼き付けよ！(笑)
ホークスvsマリーンズ13回戦（8/10 Yahoo!ドーム、観衆：33945人）
マリーンズ6勝6敗1分
ロ 000 000 300=3 H:4 E:0
ソ 010 000 000=1 H:8 E:0
本塁打：
ロ：今江8号（7回逆転スリーラン！＝和田）
ソ：オーティズ6号（2回ソロ＝大谷）
投手：
ロ：○大谷3勝5敗（7回27人129球6安打6三振2四球1自責点） →Hカルロス・ロサ（1回4人1安打1三振0失点）→S薮田22S（1回4人1安打2三振0失点）
ソ：●和田9勝4敗(右)（7回）→吉川(右)（1回）→金澤(右)（1回）
マリーンズ打撃成績：
1（右）伊志嶺↓.283・4打0安
2（中）岡田↓.279・4打0安
3（二）井口↓.271・3打0安1得点1四球
4（一）カスティーヨ↑.325・4打2安1得点
5（三）今江→.278・4打1安3打点1得点
6（捕）里崎↑.228・3打1安
7（指）清田↓.213・3打0安
8（左）南竜介↓.200・3打0安
9（遊）渡辺正↓.188・2打0安→（打）工藤↓.208・1打0安→（遊）高口→.053・0打0安
チーム打率：↓.246、2残塁、0併殺打
ホークス・スタメン：（遊）川崎（二）本多（指）内川（左）松中（三）松田（右）多村（一）オーティズ（中）長谷川（捕）細川
内投手の手術について
内投手が8月9日(火)、船橋市内の病院にて右肘関節鏡視下手術を受けました。
手術は無事成功し、本日8月10日(水)に退院いたしました。全治等は未定で、明日からリハビリを開始いたします。(2011/08/10 公式サイトより)
2007年の右肩手術に続いて今度は右肘の手術と、内竜也も怪我と付き合いながらの現役生活という事になってしまうのでしょうか・・・？残念で仕方ないですが、今はただ、焦らずにリハビリを頑張って欲しいと言うしかありません。
vsホークス＠Yahoo!ドーム
8/11(木)の予告先発：H大場3勝0敗(右)（中6日）vsM上野2勝0敗（中6日）
以下、先発予想：
vsイーグルス＠Kスタ宮城
8/12(金)Eヒメネス(右)（中5日）vsM唐川（中6日）
8/13(土)E田中将(右)（中5日）vsM渡辺俊（中6日）
8/14(日)E塩見(左)（中5日）M小野（中6日）
vsファイターズ＠QVCマリン
8/16(火)M成瀬（中6日）vsFウルフ(右)（中6日）
8/17(水)M大谷（中6日）vsFケッペル(右)（中5日）or※吉川(左)
8/18(木)M上野（中6日）vsF※吉川(左)orケッペル(右)（中6日）
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