横浜vs東海大相模
東101320020=9
横100002000=3
投：
東海大相模：一二三(3年)
横浜：斎藤(2年)→山内(1年)
全国高校野球選手権神奈川大会の決勝は、マリーンズ的に言うならば、角晃多の東海大相模が成瀬善久の横浜高校を破り甲子園出場を決めました！
試合は序盤から優位に試合を進める東海大相模が横浜を投打で圧倒。投げてはエース一二三(ひふみ)くんが転向2カ月目となるサイドスローから繰り出す140kmの直球とスライダーを軸に崩れる事なく完投し、打線は横浜の2投手から13安打を放って9得点、東海大相模の完勝でした。
4回表、伊集院くんのタイムリーで
5点目を挙げた東海大相模！
伊集院駿くんは背番号17ながら好守に大活躍！母校・茅ケ崎第一中出身で桑田佳祐の後輩でもあり、個人的にも応援したい選手！
優勝の瞬間、両手を上げるエース一二三くん！
歓喜の東海大相模ナイン！
横浜のキャプテン、1年から活躍してきた大石竜太くん
悔し涙の大石キャプテン(写真中央)（以上、テレビ中継映像より）これで春夏連続出場となる東海大相模ですが、夏は何と33年振りの出場！33年前は1977年。
1977年といえば自分と野球の関わりに於いても印象深く、プロ野球界はジャイアンツ王貞治のホームラン狂騒曲に沸いた年。当時はジャイアンツとオリオンズを掛け持ちで応援していたので、9月3日のハンクアーロンを抜く756号ホームランを放った時の事は良く覚えています。
そしてロッテはジプシー球団最終年で、翌年大洋ホエールズが新しく出来る横浜スタジアムに本拠地を移転する事に伴い、それまでホエールズが使用していた川崎球場を譲り受けて神奈川にやって来る事になります。
そのロッテオリオンズはこの年後期優勝を果たし、前年まで連覇中の前期覇者・阪急ブレーブスとプレーオフで激突！
エース村田兆治・八木沢・金田留（カネやんの弟）・三井といった投手陣に、ミスターロッテの有藤・弘田・得津・レロン・リーという強力打線のオリオンズに対し、ブレーブスは山田・足立のアンダースローコンビに剛速球の山口高志、打線も福本・大橋・加藤英司・マルカーノといった好打者を揃え投打に隙のないチームで、プレーオフは第5戦までもつれるものの最後は足立に完封されて宮城球場（現Kスタ宮城）最終年を飾る事は出来ませんでした。
そして自分にとって高校野球元年だったこの年、夏の甲子園は兵庫・東洋大姫路が史上初の決勝戦でのサヨナラホームランで愛知・東邦を下し初優勝。印象に残っているのはむしろ負けた東邦の投手・坂本の方で、1年生エースとして好投を続け、「バンビ坂本」としてアイドルとなった坂本は、その後の早稲田実業の荒木大輔フィーバーに引継がれる事になります。
原辰徳（現ジャイアンツ監督）や津末（元ファイターズ）を擁して前年まで3年連続で夏の甲子園に出場し続けてきた東海大相模（1974年は全国制覇）はこの年も神奈川を制して4年連続出場を果たすも初戦敗退、以来33年間に渡り夏の甲子園から遠ざかる事になります。春は何度も選抜に出場し、2000年には選抜優勝も果たしている東海大相模が夏勝てない事は「神奈川高校野球界の七不思議」に数えられるほどでした。
そんな33年間の壁を破って再び甲子園に帰ってくる東海大相模、昨年秋の神宮大会での準優勝からセバツでは優勝候捕筆頭とも目されながらの初戦敗退でしたから、リベンジの気持ちも強い事でしょう！甲子園ではサイドスローに転向した一二三くんの投球にも是非注目してみて下さい！
時折涙ぐみながら33年の重みを語る、東海大相模・門馬敬治監督
優勝して校歌斉唱の一二三慎太くん、甲子園でも輝いて欲しい！（以上、テレビ中継映像より）そして叶うなら決勝戦で東海大相模と成田高校が対戦するところを見てみたいものです！
今日マリンで先発の成瀬にも母校の敗退は伝わっているでしょうが、この悔しさはホークス相手に晴らして下さい！（笑）
最後に、33年前、1977年の夏の大ヒット曲2曲をお届けして、今回のエントリーを終わりにしたいと思います！
皆さんは33年前の1977年夏、何をしてましたか？（笑）生まれてない人も多いんでしょうね・・・（苦笑）
えっ、ピンクレディー知らない？キャンディーズ何それ？って・・・(;^^A
ジャージーの夏唄2010.Vol.4 渚のシンドバッド 唄：ピンクレディー 1977
ジャージーの夏唄2010.Vol.5 暑中お見舞い申し上げます 唄：キャンディーズ 1977
ランキングに参加しています！
お気に召して頂けましたら、下のバナーをクリックして頂けると大変励みになります！
何卒ご協力の程、宜しくお願い申し上げます！
にほんブログ村（←クリックしてね♪）
にほんブログ村（←クリックしてね♪）
