ライオンズの07年ドラ1のイケメン平野は、16日のファイターズ戦で3安打完封勝利を飾るなど売り出し中の右腕で、マリーンズ戦初先発。
その平野に対し、初回のマリーンズは2死から井口がストレートを捉えて右中間スタンドに運ぶ井口らしい低く鋭い弾道のホームランで先制点を奪うものの、その裏は井口が守備でマリーンズ先発・渡辺俊介の足を引っ張ってしまいます。
井口の先制ホームラン！(フルカウント・143km直球＝平野)（テレビ中継映像より）内野安打で出塁させた片岡を牽制で刺すところまでは良かったものの、阿部の四球から栗山のツーベースでまず1点、更に中島にヒットを許して1死一三塁からフェルナンデスのショートゴロはおあつらえ向きのゲッツーコースだったはずが、中継に入った井口のファーストへの送球が大きく逸れ、やらずもがなの1点を与えて1-2。これで井口のホームランは帳消し・・・（苦笑）ここは切替えて再びバットでとり返すのみ！
ややフラフラしている不安な俊介を援護すべく、3回表は好調・里崎が右中間を破るツーベースで出塁。続く岡田の送りバントはピッチャーの正面を突くも、これを平野がサード悪送球で無死一三塁と絶好のチャンス！しかし剛が力んでキャッチャーフライ、岡田の盗塁は上本の強肩に刺され、続く今江もショートゴロで同点ならず・・・。
しかし続く4回表も、井口の四球と大松のレフト左を抜けるツーベースで無死二三塁と再びチャンスを迎え、福浦のライト前タイムリーで同点に追いつくと、サブローのショートゴロゲッツーの間に大松が返り、かなり便秘気味な攻撃ながら逆転に成功！（苦笑）
大松のツーベース！(2B2S・138kmフォークボール＝平野)
福浦の同点タイムリー！(2B1S・141km直球＝平野)（以上、テレビ中継映像より）そして尻上がりに安定してきた渡辺俊が5回を投げ切り勝利投手の権利を得た直後の6回表、今江と大松のヒットで作ったチャンスに、ライオンズ必死の継投に2死まで取られた後のサブローがまたまた勝負強さを発揮！岡本篤の替わりっ鼻のストレートを詰りながらセンター前に落とすタイムリーで貴重な1点を追加！昨日のVTRを見ているような試合展開でリードを広げて試合は終盤ヘ！
サブローの4点目となるタイムリー！
(2B2S・144km直球＝岡本篤)
（以上、テレビ中継映像より）ライオンズに引導を渡す事になるのは8回表、ライオンズ復帰後2試合目の登板となる工藤公康から、井口の四球・福浦のヒット・勝負を避けてのサブロー四球で2死満塁とし、ここで今日は2三振と精彩を欠いていた細谷のタイムリーで2点を加え工藤をノックアウト。細谷のタイムリーは勿論嬉しいのですが、必死に投げる工藤の姿には胸を打つものもあり、正直ほとんどいない自分より年上の現役プロ野球選手のこういう姿を見るのは複雑な思いです。
6点目となる細谷の2点タイムリー！(0B2S・128kmシンカー？＝工藤)（テレビ中継映像より）そして替わった谷中からも里崎・岡田・西岡剛の3連続タイムリーが出て3点を加え9-2として勝負あり！剛のヒットで先発全員安打となり、結婚後初安打となった剛のファーストベース上での安堵の表情も印象的でした！
9点目のタイムリーを放ち、ベンチにガッツポーズを見せる剛！
やっと出たわ・・・(笑)（以上、テレビ中継映像より）立ち上がりはどうなる事かと思った俊介でしたが、9回に石井義にツーランを浴びるものの大量得点に守られてチョット予想外の完投勝利で8勝目！（笑）今日は特別良かったとは思いませんが、いつも通り淡々と自分のペースで投げられればこれぐらい出来て当たり前ですね！
これで2位に浮上して今日も勝って9連勝とした首位ホークスとは1.5ゲーム差のまま。6連敗のライオンズの元気の無さが目立つ今カードではありますが、今のウチにはライバルチームの事を心配している余裕はありません！（笑）明日も勝って週末のマリンでのホークスとの決戦に臨みましょう！
そして8月は毎週のように首位攻防戦が出来れば良いですね！(^^)
ライオンズvsマリーンズ17回戦（7/28 西武ドーム）
マリーンズ10勝7敗
ロ100201050=9 H:13 E:0
西200000002=4 H:7 E:2
本塁打：
ロ：井口10号（1回ソロ＝平野）
西：石井義5号（9回2ラン＝渡辺俊）
投手：
ロ：○渡辺俊8勝4敗（9回完投！34人120球7安打2三振2四球4自責点）
西：●平野1勝2敗(右)（5回1/3）→土肥(左)（1/3回）→岡本篤(右)（1回1/3）→工藤(左)（2/3回）→谷中(右)（1/3回）→藤田太陽(右)（1回）
マリーンズ：チーム打率↑.281・38打数13安打(先発全員安打！)9得点8打点、9三振・4四球・0犠打・1併殺打・6残塁・0失策
1（遊）西岡↓.336・5打1安1打点（左飛・捕邪飛・二ゴ・二直(二走岡田帰塁出来ず併殺)・ﾀｲﾑﾘｰ中安！）
2（指）今江↓.310・5打1安1得点（一邪飛・遊ゴ・右安・三ゴ・三振）
3（二）井口↑.301・3打2安1打点3得点（先制右中本！・四球・右飛・四球・右中越2）
4（左）大松↑.278・5打2安1得点（三振・左翼2・左安・三振・三振）
5（一）福浦↑.304・5打2安1打点1得点（二ゴ・同点ﾀｲﾑﾘｰ右安！・三振・右安・中飛）
6（右）サブロー↑.264・3打1安1打点1得点（中飛・三ゴ併・ﾀｲﾑﾘｰ中安！・四球）→（打→右）清田1打0安（三ゴ）
7（三）細谷↓.308・4打1安2打点1得点（三飛・三振・三振・2点ﾀｲﾑﾘｰ左安！）
8（捕）里崎↑.268・4打2安1打点1得点（右中越2・三振・三振・ﾀｲﾑﾘｰ中安！）
9（中）岡田↑.216・3打1安1打点（投ゴ失(犠打は失敗)・左飛・四球・ﾀｲﾑﾘｰ左安！）
ライオンズ：32打数7安打4得点4打点、2三振・2四球・0犠打・1併殺打・3残塁・2失策
スタメン：（二）片岡（三）原（中）栗山（遊）中島（指）フェルナンデス（一）石井義（右）高山（捕）上本（左）星
今日のMGP（マリーンズがんばったプレイヤー！）
野手部門：
殊勲賞：サブロー（併殺打で決勝点というのは微妙(打点はなし)ですが、次打席の2死後のタイムリーは本当に貴重！ここぞでのサブローの働きがこれからのマリーンズ快進撃のカギを握る！）5P/7月累計16P
敢闘賞：福浦（5番に上がっても好調さは変わらず！同点タイムリー含む2安打で勝利に貢献！）2P/7月累計20P
敢闘賞：井口（先制ホームランを含む2安打と2四球で3得点と3番の仕事を全う！井口の四球はマリーンズの得点源！）2P/7月累計26P
技能賞：細谷（今日の試合を決めたのは細谷のタイムリー！2試合連続打点と今日も活躍！）1P/7月累計3P
技能賞：大松（昨日のホームランがきっかけとなり上昇気配！左への2本の好打も良い傾向！）1P/7月累計6P
投手部門：
殊勲賞：渡辺俊（今月3勝でマーフィーに匹敵する貢献度でチームを引っ張る！目標の15勝まで後7つ！残り全部勝てば可能でしょう！笑）5P/7月累計19P
試合終了後、俊介は笑顔で勝利のハイタッチ♪（テレビ中継映像より）敢闘賞・技能賞：該当者なし
勝ち試合は殊勲賞（5ポイント）敢闘賞（2ポイント）技能賞（1ポイント）、負け試合は敢闘賞（2ポイント）を毎試合選出し、月間・年間でトータルポイントを集計してポイントを競います♪
vsライオンズ＠西武ドーム
7月29日（木）の予告先発：L大沼2勝1敗(右)vsMコーリー2勝2敗
以下、先発予想：
vsホークス＠千葉マリン
7月30日（金）M成瀬vsH杉内(左)
7月31日（土）M吉見vsH小椋(左)（大隣が明日の予告先発のため修正）
8月1日（日）M小野or植松or大谷or山室（笑）vsH陽(左)
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