「時間をはずした日」の考察(2017年6月加筆修正) | 星からのメッセージ Urha with Star

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ウルファから愛を込めて…☆・*

7月25日は
「13の月の暦」で「時間をはずした日」と呼ばれる特別な日。

13ヶ月、28日の周期で、様々なことを読取っていったり、実行していく
マヤ暦に基づいて、ホゼアグイエアス氏が研究し生れたカレンダーです。

この日は、1年の最終日・大晦日みたいな日
ニュ-トラルになって、次に向かう為に解放する日です。
一説には、ヘリカルライジング(Heliacal Rising)に、シリウスが昇る時として取上げられています。

この時期を現代で検証してみると天体配置は、
25日、太陽獅子座01°59(2005/07/25JPT)


シリウスは全天で一番明るい星。
オリオン星座の左斜め下で、青白く輝く美しい星です。
その名を知らなくても目にされていることでしょう。

シリウスの名は、ギリシャ語で「焼き焦がすもの」を意味するセイリオスからきています。
エジプトでは、ナイル川が氾濫する雨季の到来を告げる大切な星でした。
その質量が太陽の2倍、直径が1.7倍もあり、太陽の40倍の明るさで輝いています。

シリウスまでの距離は8.6光年しかなく、ケンタウルス座のα星(リギル・ケンタウルス)に次いで地球に近い恒星です。

シリウスは地球との距離が近いため、その固有運動(恒星自体が大宇宙で動いている)も大きく、100年で約2°移動しています。
今、地球から見て双子座15°方向に輝いていますが、4000年前のエジプトの場合、約40°、双子座10°あたり(6/1ごろ)に輝いて太陽と共に上昇していたようです。エジプトの雨期は、日本と同じように6月の始め頃からですから、古代の人はかなり正確に星を通じて時期を読取っていたことが分かりますね。

こう考えてみると「時間をはずした日」と、シリウスの関係性はどうなるのでしょう。
もともと、ヘリカルライジングとは、太陽に先駆けて上る星座や恒星に意味を置きます。

7月25日という日を特別な日と考えた時、ロイヤルスター/レグルスと関係があるのではないかと考えます。
獅子座レグルスは、ライオンの心臓、王の星。世界中で注目され続けてきた星です。
マヤでは"the Centre"中心の星として重要視されています。
夏至を示す星でもあり、今は獅子座の最後に位置しますが、100年で約1°移動しています。
約5000年前には蟹座0°近辺に位置していました。

 


ホゼ氏がどのように割出したのかは分かりませんが、
当時は、ヘリカルライジングとして、シリウスが夜明け前の空に輝き、獅子座のレグルスが太陽と共に昇ろうとする素晴しい空がひろがっていたのでしょう。

レグルスは2012年に乙女座に入ります。
これも、何かの符号なのだと思うのは私だけでしょうか。

ヒライアカル
他で書いていたものを移動してきました。