伊良湖岬 | う・ら・た・ま

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あ”~っ…釣りに行きてぇ…

5日の金曜日、残業が早めに終わり…単に切り上げただけとも言う…
家に帰ってから気象その他諸々の状況を勘案しても良くも悪くもない。
うーむ…まあ行くか、と最低限の荷物を積み込んで家を出たのが23時。

厚木から東名に入り、ワクワクしながら御殿場で新東名にハンドルを切ると…
道は多少のアップダウンがあるもののウネウネ曲がってないし。
なんてったって路面が新しいからデコボコしてなくて走りやすい…ハズ。
そう、ハズなのです。

実際には、速度が違う大型貨物がワンサカ走っている状況で、
平均85km、時々100km、所により70kmなんて調子で速度が変わるので、
ストレスいっぱい、走りにくいったらしょーがない。
こりゃ無理ってことで新清水から旧東名に路線変更。

旧東名のほうは通行量が新東名ほど多くなく、ほぼ100kmで巡航可能。
昼間はどうかわからないけど、夜に限れば旧東名のほうがいいな。
浜名湖SAにも寄れるしね。

そんなこんなで恋路ヶ浜の駐車場についたのは3時過ぎ。
そのまま車内で仮眠をとってるとぽつぽつとドアを開け閉めする音が…
スライドドアを自動で閉めるときのピーピーピーってアラーム音、
あれってメチャメチャ耳障りね…だからアラームなんだろうけど。
そんなんで5時半には起こされて、しかたなくこちらも準備。

曇りという天気だったけど、朝焼けが見えるほどには晴れている。
うむ、いいほうに天気予報が外れてくれているらしい。


6時前からボチボチとサシバが飛びはじめるが、
それよりもヒヨドリの群れがめっちゃ多く、どんどん飛んで来る。
それなのに上空をハヤブサが旋回して群れに突っ込むもんだから、
群れが右往左往しながらどんどん膨れ上がる。
これだったら岬の先端の方がおもしろそうなので、
双眼鏡とカメラだけ持って場所を移動。

先端に移動すると、案の定ヒヨドリがてんこ盛りで右往左往。
ガマンしきれず(?)渡ろうとすると、その度にハヤブサが追いかけるのでUターン。
そんなのを何回か繰り返し、いよいよ渡りが始まると…まあすごい数だこと。
ハヤブサが追いかけて行ったので群れが分断され、半分は戻ったのにすごい数。

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そんな中にハヤブサが突っ込んで行くのだから、
あっとゆう間に狩りは終わるだろうと思って双眼鏡を覗いていたら…

大きい群れに何度か突っ込み…船の上の黒い点がハヤブサなのだが…

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そっから右へ離脱した小さい群れを追いかけ何度か突っ込むも結局捕れず…
戻ってくるのかと思ったら大きい群れを追いかけ回し、
追いついた途端に群れに突っ込むもすべてかわされ…
なんかね、もうただのイジメ?って思えるぐらい狩りが下手でした。

その後、まったくハヤブサの姿を見なかったのだけど、
彼(彼女?)はそのまま紀伊半島まで追っかけて行ったのかな…
だとしたら、ヒヨドリにとってはすんごくメイワクな話だよな…。

で、本日のハイライトはそのすぐ後。

ポツポツとサシバが海に向かって飛びはじめ…
そのポツポツが全く途切れなくなり、どんどんと流れて行く。
時間にしたらほんの数分ぐらいなのかもしれないけど、
その間、サシバが川のように延々と連なる…まさにそんなカンジ。
近くで見てた人達も、カメラを構えるのを忘れて眺めてました。

駐車場側で見てたらタカ柱が見れただろうし、
もっと群れって感じも味わえたんだろうけど、
あの流れていく感じは味わえなかっただろーし、うーん…。

※あまりにすごかったので、写真には納めてません。
 すげー、どんだけ続くの?ぐらいしか頭の中になかったような…。


その後、駐車場に戻り、ポツポツを楽しみながら空を眺め。

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サシバの他にもハチクマとかミサゴとかチゴハヤブサが飛び。
オオグンカンドリの幼鳥なんてものまで…先週の台風に巻き込まれたんかな?
このトシで1種類増えるなんて思わなかっただよ。


ここまで鳥を堪能したら、あとはいつものことで。
まずはじめに焼き大アサリでしょ。

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んでもって、途中の道の駅であさりせんべいをお土産に買い。

さらに、浜名湖といえばコレでしょう。
ちなみに、やっぱり、それなりに値上げしてましたが気にしない。
ここまで来て食べなかったら、そりゃ後悔するってもん。

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最後に三ヶ日みかんを買って終了。

そーなのです。
このツアー、最後はグルメツアーなのでした♪