旦那さんが、仕事のお客さんからもらったという本。

カバーがないのですが・・・(カバーをしおり代わりにしてるので、ちょっと不便w)

映画にもなりましたねぇ・・・反町隆史主演です。

映画・・・観てません。


映画のあらすじだけ観てたら、興味はあるけど、別に・・・という感じ。

ある死刑囚の免罪を晴らすために、刑務官と、その刑務官がいた刑務所に服役していた男が調査する。

なんで調査を受けたかは、まあ、理由があるんだけど。


タイトルにもなった13階段とは・・・やっぱり、死刑台までの13階段・・・・・・とは言っても、実際には、日本の刑場は階段がないらしい。小説の中の13階段は別のものでもある。


小説は、非常に面白いです。

広い意味でのミステリー・・・推理も含んだ小説になっています。


死刑までの色々な手続きなど、知らなかったものを知る事もできました。


免罪って怖い。

免罪で死刑になるのって怖い。


そんな気持ちが残った小説です。

高野 和明
13階段 (講談社文庫)