ダライ・ラマ法王に会いに行ってきました。 | 今日もありがとう日記

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ほぼ 愛娘の成長記録(^^)/♪


本日、ダライ・ラマ法王による


東日本大震災犠牲者四十九日(七七日忌)


特別慰霊法要が


護国寺にて 開催されました。


昨日、4月28日は


大震災で亡くなられた人たちのちょうど49日にあたる日でした。





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大きなスクリーンが4つ設置されるほどです。


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凄い人でした。


お寺から 人が溢れるほど集まり


そしてお経が唱えられ


私たちもずっとお祈りさせていただきました。


まわりも


涙を流しながら


真剣に唱えている人たちばかりでした。


しかも その間


少し曇り空だったのが


日が出始め


木々の葉が輝き


見渡す景色 


うっとりするほど美しく見えたんです。





ところがお経が終わり


ダライラマ法王のメッセージをいただく時


あんなに晴れていた空が


少しずつ曇り


雨が降り


メッセージの最後あたりには 


どしゃぶりでした。





まるで 数え切れないほどの魂たちがやって来て、


涙を流しているようにも感じました。


天国へと導かれる嬉しさだったのでしょうか。


私たちも ただただ ひたすら無心で


祈り続けました。




そして 更に


ダライラマ法王が話し終わり


外に出られてきたとたん


雨がピタッとやんでしまうという(;^_^A


メッセージは強く心に響く言葉ばかりで


改めてこの日本に生まれてきて良かったという感謝の気持ちと


日本人であることに誇りを感じました。


そして「祈り」のもつ力


大切さも教えてくださいました。





その後も 偶然な出来事が 実は起こり、


友人の直美と一緒だったのですが


控えめに端っこで見守っているつもりが


引き寄せられるように


ダライラマ法王が近くに来て下さり


目の前でお会いすることが出来ました。


この時の 私たちの静かな動揺ぶりは


正直、今思い出すと笑ってしまいます(苦笑)





沢山の人たちが押し寄せる中


目をじっと見つめられたあの瞬間


時が止まったかのようでした


そして、


手をぎゅっとにぎっていただきました。


力をもらいました。


(写真は、友人のミキが撮ってくれたものです。)



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被災地にいない私たちは


やっぱり その場所にいないのだからこそ


やっぱり 忘れてはいけないと


改めて思いました。


国や人を思う気持ち


祈りや行動が


必要とされている今


いい争いや批判 差別なども


悲しいことに同時に起こり始めています。





それが 例え日本の為を思ってのことであっても


反抗や批判 差別からは


何も希望は生まれないと思います。





何が 自分たちに出来るかを


常に心の中にとめておく必要があるのと


人の意見や噂に惑わされぬよう


自身をしっかり持っていたいです。






自分の誕生日が


ちょうど49日にあたる日でもあったので


言葉に出来ない想いがありましたが、


迎えた1日目が


こんな素晴らしい日であったことに


心から感謝します。




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ダライラマ法王がいらっしゃった部屋に


飾ってありました。


龍の上に観音様が立っている絵です。






今日もありがとう