ドモホルンリンクルでも消せない再春館製薬所の“闇” | 日刊 鼠小僧

ドモホルンリンクルでも消せない再春館製薬所の“闇”

 出る杭は打たれる、ということなのか。化粧品ドモホルンリンクルや漢方薬の痛散湯の派手なCMで非上場ながら年商約300億円を誇る再春館製薬所に耳目を疑いたくなる情報が囁かれている。ルーツは暴力団だった、というのだ。


 同社は西川通子会長、正明社長の親子コンビが経営している。だが、情報筋によれば西川会長の亭主(故人)は既に解散したとはいえ、熊本では名前の知れた西川組の組長だった人物。ヤクザな家業から足を洗って熊本で警備会社を設立、夫婦二人三脚で事業を拡大してきた。後に倒産した再春館製薬所を買収、やがて東京進出を果たしている。


 ヤクザの姐だったからなのか、事業意欲は旺盛で昨年初めには神奈川のコンシェルジェ会社を買収、これをクオリティライフ・コンシャエルジェに社名変更し、東京に事務所を移している。ただ、西川組をルーツとするだけに8年前には熊本の本社ビルに数発の銃弾が打ち込まれという物騒な事件があった。犯人は組員だった元社員とされているが、動機も含め真相は不明である。


 とはいえ、この手の話は周りまわって伝わるもので、買収されたコンシェルジェ会社のスタッフは「グループ企業の社長は西川さんの御曹司ばかりだと聞いていた。だけど、御曹司とはいってもヤクザだったのか」と苦笑している。


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