「レコード大賞」は八百長かデキレースか。今年もすでに決定!? | 日刊 鼠小僧

「レコード大賞」は八百長かデキレースか。今年もすでに決定!?

 ことし50周年を迎える「レコード大賞」(レコ大)の評判が良くない。


 さぞや激しい賞レースが戦わされているのかと思いきやそうではないらしい。むしろ暗い情報ばかりが駆け巡っている。かってはNHKの「紅白歌合戦」とならび年末の風物詩で、主催のTBSで派手に放映された。


 レコード大賞に選ばれた歌手は脚光を浴び一大スターとして話題をさらったものだ。いまでは注目度もガタ落ち。テレビの視聴率も紅白を脅かした一時期と違いヒトケタ台に毛が生えた程度。大賞発表も大晦日から1日くりあげての放送だ。


 あるベテラン芸能記者の回顧録。
「歌謡界ではレコ大を制する者は天下を取るといわれたものです。森進一、沢田研一、五木ひろし、都はるみ、八代亜紀らもこの賞をもらって一代を築いてきた。いまのファンは知らない人も多いのでは。毎年、地盤沈下を繰り返している。ことし50回目というが、すでに大賞に水をさすような良くない噂が流れている。すでに受賞者は決まっているとね」


 ことしは50回記念ということで新人賞の枠が4人から6人に。金賞が8人から13人に増やされたという。大賞は金賞の中から1人。最優秀新人賞は6人の中から選ばれるのだが、すでに「黒いウワサ」が駆け巡っている。勿論、噂の域をでない。
 だが、8月からはじまって4、5回の審査を慎重のうえにも慎重を期して12月30日に最終審査および発表されるはずの栄光の歌手がなんと「すでに決まっているいる」というのだからシラケないか。


 しかも歌手名も囁かれている。大賞は「EXILE]。最優秀新人賞は黒人の演歌歌手のジェロだという。対抗馬は青山テルマ。みなさん、どんな歌を唄っているのか。
 ヒットぶりはともかくとしして水面下では「賞取り」の駆け引きがし烈を極めているのだそうだ。


 選考基準、選考メンバーが関心を集めるところだが、結構どろどろしたものがあるらしい。大相撲でいう釈然としない決着、八百長の疑いだ。
 有力歌手を抱えるプロダクションによる審査委員の凋落、票決の買収も公然と行なわれてきたらしい。審査員で家を建てたという評論家が評判になったこともある。飲食接待からプレゼントなどなどケタが違うという。


 そのレコ大の審査員だが、スポーツ紙6紙と夕刊2紙、全国紙4紙(朝日新聞を除く)に主催のTBS系列の毎日放送やRKB毎日放送などの芸能音楽担当記者、音楽プロデュウサー、TBS関係者等で構成されているそうだ。審査委員長は音楽評論家の湯川れい子さん。選考は無記名投票ではなく「挙手」だという。


 芸能記者の話し。
「去年、一昨年の最優秀新人賞、大賞に選ばれたのは誰だったか知っていますか。まず無理でしょう。昨年も本命といわれた歌手がドタン場でひっくり返され特別賞に回されました。『千の風‥」の秋川雅史さんです。八百長というかデキレースは当たり前、贈り届けや接待漬けで懐柔された審査員がいかにいたかということです。審査方法からして問題があるんです。ファンが納得いく審査選考方法を採らないと、すたれる一方でしょう」


 レコ大も地に堕ちたということか。そういえば、最近はわけのわからないような歌手、いやシンガーでした‥が増えていることか。


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