6月の佐野明子さん。初夏、円山ステッチにて | ウラモニ

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4月、天満屋岡山店で開催された「円山マルシェinてんまや scene3」での公開収録でお届けしてから2カ月。

 

久しぶりに佐野明子さんを訪ねて円山ステッチへお邪魔しました。

まだ梅雨入り前だった収録の日は、サラッとした心地よい風が吹く過ごしやすい日でした。

 

「山も空もすっかり夏になって・・・今日はよいお天気です」

 

円山ステッチのお庭は様々な種類のアジサイが見ごろを迎えていました。こちらは、ヤマアジサイ

 

ヤマアジサイを近くで見てみると・・・花の中も花?

 

4月の「円山マルシェ in てんまや」から2カ月が経とうとしています。

4月、5月は明子さんにとって節目となった月でもありました。夫・佐野宜夫さんの命日、5月13日です。

 

 

「なんとか1年間頑張れたかな?というのはマルシェのフィナーレとともに感慨深いものがありました。周りを見渡すとたくさんの仲間がいて。また2年目のステップに上ろうかな、と宜夫さんがいなくなって2年目の生活にむけて、今はちょっとゆっくり目の生活ですよ。」

 

 

「命日は1年経ったな、という感じです。宜夫さんがいなくなるって想像してませんでしたから。でも、亡くなったその瞬間から自分で決断しないと進まない”現実”があって。不思議なんですけど・・・エネルギーがむくむく沸いてきて、自分で”頑張らなきゃ”って、頑張ったらできるかな?って。”そうそう、頑張ったらできるよ”と宜夫さんといつも心の中で24時間会話をしているような毎日なんですね。円山ステッチに来られた方は何か感じているかもしれない。気持ちが浄化されるような場所でしょ?そういう場所を二人でつくって来て、今は娘たちと仲間たちと・・・ほっとするな、心がすっきりするな、とうい場所になるように、私もコツコツと自分の暮らしをまず見つめ直してコツコツ続けていくことが出来たら宜夫さんもよろこんでくれるかな?そんな感じですな今は」

 

 

4月の「円山マルシェinてんまや」では新たな出会いもあったそうです。

 

「普段出会いたくても出会えないような、東京、岩国、滋賀といった離れた場所にいる方たち、あぁこの人に会いたいな、と思ったら・・・不思議なんですけど、思ってたら会える・・・ほんとに会えるんですよねぇ。」

 

「宜夫さんからは”明子、続けなさいよ”、”どうしようか迷っているんなら、ま、やってごらん。多分できるよ”と、よく言われました。そう言われた時は”えぇー!”って気持ちなんですけど、今となって何かとにつれてその言葉がいつもそばにいるように聞こえてきます。」

 

「今の”初夏のレース展”で大好きな間野菜々江さんのレースの作品が円山ステッチの木々に囲まれた中でさわやかに揺れてます。そういったものからもすごく癒されたりね、心が洗われるようないい気持になって、ありがたいですね・・・出会いって不思議ですよね」

 

(明子さん撮影 カシワデアジサイ)

 

 

円山ステッチでは現在、「初夏のレース展」を開催中です。

来週は、”明子さんの梅雨の過ごし方”についてお聞きします。