スタジオにお迎えするのはずいぶん久しぶりとなる
円山生活の会 代表 佐野明子さんです。
ここ最近はピクニックや岡山芸術交流に出かけたりお出かけ日和の明子さん。
芸術交流ではお気に入りのお皿を持参でパンを切り分けておすそ分けしたりしたそうです。
そんな明子さんと一緒に、10月の放送後リスナーさんから届いたメッセージをご紹介しました。
11月の暮らしのお話しは明子さんのお台所の話題。
2人の娘さんと一緒に暮らしています。野菜のおかずが人気の佐野家。
娘さんの包丁づかいの上達を音で感じたそうです。
キッチンの横で娘さんの包丁の音を聞くのが「嬉しい」と話す明子さん。
「横から包丁の音が聞こえてくるって心から幸せな音です」
佐野家では、野菜の重ね煮を毎日こしらえて、おみそ汁も重ね煮で。
冬はおみそ汁にレンコンを入れたりするそうですよ~。
その、包丁。
明子さんは備前長船の刀匠 川島一城さんの包丁を使っています。
よく切れるので包丁が手と一体化するような感じになるのだとか。
「切る時間が無心になっていいのかな?」
明子さんはピーラーなどを遣わず、皮剥きも千切りも全て包丁を使うそうですよ。
11月は明子さんも鎌を持って背丈ほどある雑草の手入れ。
故・宜夫さんと一緒に作ったコンポストが半年たってやわらかい、よい土が出来ていて、お庭の循環を感じたそうです。
「台所からでた野菜くず、石高神社の落ち葉、それをわが家の固い土に混ぜてほろほろになったので子どもたちが食べるエンドウ豆をまきました」
何気ない毎日の中に発見があってそれをありがたいと感じる明子さん。
円山ステッチでは11/24(木)から刀匠 川島一城さんの包丁展が開催されます。
興味のある方はぜひ!